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マクドナルドの商品受け渡しシステムが変更になった

サービスシステムの変更を通知する看板

 最近、久しぶりのマクドナルドに立ち寄ったところ商品受け渡しシステムが変更になっていた。
 どう変わったのかと言うと、商品注文ごとに受付番号が発番されて、受付番号ごとにお客に商品を渡す体制になっていたのである。
 そのため、注文して会計した際に渡される番号札には大きく受付番号が記されており、その番号を見てお客は商品渡しを待つことになっていた。

商品受け取り口の上にモニターが

 そして受け渡し口上部にあるモニターに従って、表示された番号順に商品を受け取ることになる。

 何故こうなったのかと言えば、以前は商品供給の状況に構わず、注文受付担当がどんどんと注文を受け付けていたために、供給スタッフに混乱が生じ、後から注文を受けたお客の商品が先に出されてしまうようなこともあったので、それを是正するためにこのシステムを導入したのだと思われる。

 以前から空いている時ならともかく、混んでいる時はこの商品受け渡しを巡ってトラブルとになり、余計に商品供給を遅らせる場面を度々見ていたので、今回のシステム変更は単純な対応とは言え、上海に来て以来初めてと言っていいほどのマクドナルドの画期的な改革であった。
 今回のシステム変更は、立て看板をつくってPRもされており、今年の夏の賞味期限切れ鶏肉問題で、大きな打撃を受けていると言われるマクドナルドだが、さすが大手企業というか、ただでは起き上がらないという凄さをこのシステム変革に見た気がしたのである。

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