昨年末の12月に上海軌道交通17号線が開通し、上海市内から青浦区や朱家角に鉄道で行けるようになった。
これはこれで非常に便利になったのだが、並行するバス路線も見直しが行われ再編されたようで、古いガイドブックなどを見て行動しようとする人は注意する必要がある。
まず一つは上朱線と呼ばれていた上海南駅から朱家角に行くルートのバスであるが、この路線は今回の改定で青浦区の中心部で打ち切られることになってしまい、名称が上青線となり、朱家角まで行かなくなってしまった。
新しい終点は17号線の漕盈路駅に隣接するバスターミナルのようである。
従って、どうしてもここから朱家角に行きたければ、ここで17号線に乗り換えて行くことになる。
さらにもう一つ、地下鉄2号線の徐涇東駅から朱家角へ向かう直通バスの朱徐線も、匯金路というバスターミナルを境に、青浦19路と青浦20路という路線に分割されてしまった。
もちろん乗り継げば朱家角までたどり着けないこともないのだが、余程ローカルウォッチをしたい人でなければ、やはり新しく出来た17号線を利用すべきかと思われる。
但し、運賃はそれぞれ1元のようだから、17号線よりも安く行ける。(17号線だと6元)
で、生き残ったバスルートとしては、人民広場近くの普安路からの高速バス、延安路を走る71路の終点の申昆路枢紐站で乗り換える滬朱専線、そして松江からの松朱線というバスになる。
まあ素直に現地の観光だけを楽しむなら、17号線で行くのがベストだが、地下区間も少なく、途中の日常の街の風景も含めて楽しみたいならバスでの移動もまた乙なので是非お試しあれ。