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突然隔離が終わった。

外界は空いていた

 本来14日間のはずが何故か8日間で隔離が終わった。

 昨日の夜 門のところに夕食を取りに行ったところ門を開放している姿が見えたのである。

 あれ?どういうことかなのかなと慌てて大家に尋ねると、隔離は終わったという気軽な返事が返ってきた。

 突然のことに「なぜ?」と、ちょっとびっくりした。

 まあ終わるのは良いが証明書か通知がないと会社に対して説明ができない。

 さらに会社の方では確か2日前ぐらいに、ビルの入館の条件としてPCR 検査の検査結果を出すようにという通達が出ていたことを思い出した。
 つまりそのまま会社には行けないのである。

 私がこの隔離期間中に行った4回のPCR 検査のうち、2回は手元に検査結果が残っているが、残りの2回のうち1回はまずアプリの通信サーバがパンクしていたようで、自分の名前の登録がない状態で部屋番号だけを記入した形で検査結果と自分が紐付けられていた。

 さらに最後の検査に関して言えば 検査はやったがどうも集団確認というような形で検査され、個別の検査結果に対しては紐付けられない形で実施された。
 つまりその集団の中の一人でも陽性者がいればもう一度ちゃんとやり直すが、誰もいなければそれで OK という結構アバウトな基準で検査結果が判断されていたようである。
 その結果、問題がないということで解放された。

 おそらくこの解放というのは周辺の地区の短期隔離終了のタイミングと合わせて隔離終了が判断されたような気がする。
 一説によると中国のトップが経済に影響のないようにという指示を出したと言う話があり、それゆえの隔離終了の判断力学が働いたのかもしれない。

 いずれにしても隔離終了だが、このまま普通に出勤できるかどうか会社の方の判断を聞かねばならない。
 昨日ようやく会社から自分の使ってたパソコンが送られてきて在宅でのリモートワークの準備が整いつつあったのだが、これもまあ空振りに終わってしまった感じである。

 とりあえず今朝は無駄になるかもしれないがPCR 検査を再度自分で受けて直近の陰性の証明を揃えることにした。

PCR検査行列

 検査結果はまだ出てきてないが、これから この陰性証明を一応持って出勤できるのかどうかを判断してもらおうと思っている。

 そんなことを考えていた時に1週間かかるだろうと表示されていた水が届いた。
 予定より5日も早く、おかげで室内は水容器だらけである

 まあとりあえずはバタバタの隔離が終わった。

上海ワルツ:
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