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上海が色づく秋の季節

今朝は気温が下がって、街の風景が美しく色づいた印象になっている。
以前にも「2008年12月11日 晩秋に聴きたい音楽「弦楽セレナーデ」(チャイコフスキー)」というブログで書いたが、私は一年のうちでこの季節が一番好きであり、上海においても、やはりこの11月末から12月初めにかけての季節が一番美しくやはり好きな季節だという気がする。

というか、上海であまり好きな気候の時期と言うのはほとんどなく、梅雨の時期や真夏の暑さなど、個人的には実は上海は気候がそれほど過ごし易い場所ではないと感じている。

その中でも例外的な、印象を受けるのがこの季節である。

自分の過去の文章を引用するのも変だが、この季節は

「淡いグレーとも、セピア色ともつかぬ空に、僅かに散らばる黄色になった街路樹。掃除される前の散らばる落ち葉。ひんやりと冷え切る前の、ちょっと湿り加減の空気。こんな朝を散歩するととても気持ちいい。」のである。

 今日の天気は気温的にはまだ若干高めといった印象だが、薄曇りで待ちの街路樹が色づき始めてとても美しい景色を作り出している。
これから半月くらいの、街の風景がクリスマスに変わりきる前までの時間をぜひとも今年も楽しみたいという気がする。

上海ワルツ:
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