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マクドナルドで残飯をあさる人

 昨日花火の時間を待つために入ったマクドナルドで不思議なおじさんをみた。

黒いコートを着た血色の悪そうなおじさんである。

 そのおじさんはどうやら、客が置きっぱなしにしていったトレイを一生懸命片付けている。
でも店員ではなさそうなのに、何故そんなことをしてるんかなぁと、よく観察していると、何とそのおじさんは客の食べ残した残飯をかき集めていた。

中途半端に残したポテトや、半分だけ食べて残したハンバーガーなどを見つけては、自分の机に持ち帰り食べていた。

画像はイメージ

残飯をあさる代わりに、テーブルの片づけをやるという半ボランティアの精神なのだろうが、もし自分が食べ残していったポテトなどをこのおじさんがかき集めて食っているところなどを想像すると、ちょっと気持ち悪い。

 このおじさんには悪いが、私はいつも買ったものはほとんど食べきるし、トレイも基本的に自分で片付けるので私の食べ残しが彼の手に渡ることはまずないと思うのだがそれにしても気分が悪い。

 中国はもともと食べ残しに罪悪感がない国民性ではあるが、こういう状況に対して気分の悪さを感じないのかと思ってしまうし、店員も何故追い出さないのかと不思議に感じた。
 世の中が不景気になって、こういうおじさんが今後増えていくかも知れないということは想像に難くない。

 彼を気持ち悪いと思う皆さんは、食べ残しをなくし、自分のトレイは自分で片付けるようにしましょう。
今のところそれしか自己防衛策はなさそうです。

上海ワルツ:
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