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今日のランチ タレが肉に絡んだしょうが焼き 和食莎都さん

地下鉄婁山関路駅前はここ一年で急に開けてきており、飲食店も増えてきた。その中で最近気になったお店がこの和食莎都であり、今日はうまく寄れるタイミングがあったのでこちらでランチをとることにした。
 店内は黒を基調にした高級感を演出した内装となっているが、五階という場所と昼間ということもあり決して暗くはない。
ランチ用のメニューを見て、最初は「とんかつ」を注文してしまったのだが、直後にしょうが焼きの写真が妙に美味しそうに感じたので急遽変更してもらい、豚肉しょうが焼き(48元)を食べることにした。

しょうが焼き定食

日本料理屋のランチとしては、相場からいって決して安くない金額だが、運ばれてきたメニューを食べてみてこの値段に納得した。まずご飯がおいしい、こんなにもちもちした食感のご飯は上海に来て以降食べたことが無いかもしれない。そのくらいしかっりした味がある。さらに牛蒡のマヨネーズ和えなどの添え物も味がしっかりしている。

 で、メインのしょうが焼きである。実は運ばれてきた料理をみて私はものすごく感激した。何故ならばこのお店のしょうが焼きが自分の好きな調理方法で作られていたからである。
 その作り方とは、薄切りロース肉に軽く片栗粉を塗し、少々大目の油で軽く揚げるように焼く方法である。こうすると、味付けのたれが片栗粉の層に染み込み肉に味が良く絡む。
 実は私も日本で自炊していた頃は、この方法で肉を焼いていた。しょうが焼きだけでなく、酢豚やマヨネーズ焼き、ケチャップ焼きなどにもこの方法は応用できる。
 この方法で焼くと、とにかく肉に程よくタレが絡み、一枚一枚じっくりと味わって食べることが出来る。
 ここの定食メニュー、日本料理屋のランチにありがちな紋きり的つけ合わせの茶碗蒸しが無いのも実は心地よい。 店員の接客もよく教育されていて、そういうことも含めてこの日のランチは日々のランチの中でも非常に満足度の高いランチであった。皆様も機会があれば是非訪れたい!

和食莎都
長寧区天山路789号国際長房広場5F506単元
021-6229-3101

上海ワルツ:
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