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オリンピックは金メダル取り合戦?

 オリンピックが開幕してから一週間が経った。
 戦前から予想通り、地元中国の勢いは凄まじく金メダル獲得枚数でも現在は独走状態だ。

 毎日のように金メダルを獲得した選手を絶賛した報道と、第何号はだれだれ選手、また国別メダル取得表を出して中国の獲得枚数をことさら強調したような中国という国の勢い優先した報道が続く。

 さらに明日は金メダルが何枚発生し、そのうち中国は何枚獲得できるかみたいな報道のしかたをする。まるでオリンピックが国対抗の金メダル取り合戦のような雰囲気で報道している。

 私はこの中国の報道姿勢には少々疑問を感じる。金メダルの価値は確かに素晴らしいが、オリンピックは国同士の金メダル取り合戦ではない。
 それぞれの競技でそれぞれの参加選手が頂点を目指すのであって、開催国の国の代表として恥じない姿勢で臨まなければならないとしても、最終的に彼らは競技者本能で戦っているのであって国のために選手は戦っているのではないと思う。

 だから例え金メダルが取れないにしても、代表として選ばれて、参加して競技を行なった中身にはそれなりの価値があるはずで、他人から批判される類のものではないはずだ。

 しかし中国では金メダルを逃した選手に対してネット上などでバッシングが起きているような状況が発生している。金メダルを取れなかった選手は国に恥をかかせた罪とでもいうべきなのか、軍法裁判的なノリで叩かれてしまっているらしい。

これは傍から見ていると気の毒な状況である。競技中継のあり方も含めて金メダル絶対主義というのはどうも受け入れがたい。これは弱小国のひがみなのだろうか?
 いや、アメリカの放送局とかのサイトを覗いてみたが、ここまで驚異的に自国選手をで埋め尽くすような演出は無かったようだ。報道の面でもまだまだ成長が足りない中国である。

原文

上海ワルツ:
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