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ブレーキを握らない中国人

街で、ぶつかりそうになったおばちゃんは自転車を止めるのがとても不得意そうだった。
自転車王国中国なのに、なんでそんなに下手のかなと疑問を感じて、他の自転車を観察していると驚くべきことを発見した。自転車に乗っている人の半分がブレーキに手をかけてないのである。つまり、とっさの時に止まれないのである。もともと中国の自転車にはブレーキがついてなかったという話は聴いた事があるが、最近の自転車の大半はブレーキがついている。なのに、未だに乗る人間の半分の習慣は昔のままだ。危険性を感じてないのか、危険に遭遇してからブレーキを握りなおせばすむと思っているのか、このあたりが中国人の意識変化の度合いが如実に現われている状況のように思う。自転車は急に止まれない。
街を歩く時はお気をつけあれ

上海ワルツ:
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