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母の日に贈ったCD

明後日の母の日に今年はCDを贈ってみた。
私が上海にずっといることもあって、毎年の母の日にはグリーティングメール程度しか贈って来なかったが、今年はどういう風の吹き回しか母親に音楽のCDを贈ってみることにしたのである。

 というか、まあ実のところを言えば、贈ったCDは私自身が凄く気に入った曲のCDであり、本来は自分が購入したかったものである。

 で、それをネット上で見つけたのだが、こちらは次に日本に帰れるのはいつだかわからないしわざわざ送ってもらうほどのでも無いので、母親にプレゼントしておけば、次に日本に帰った時にCDをコピーできるんじゃないかなという打算を含んだ今回の贈り物である。

 とはいえ、母の日に贈るCDとしては遜色ないような綺麗な少年合唱の曲の詰まったCDであり、打算を差し引いても悪くないチョイスかなと思うので皆さんにも紹介する。

 今回贈ったCDはリベラというイギリスのボーイズソプラノのユニットで、ここ数年日本でもNHKの番組などで使われるなど、日本との関わりが増えているようなグループである。

 と、偉そうに説明するものの、彼らが初来日したころには私は既に上海に来ており、日本の音楽シーンの最新情報から遠ざかってしまっていたので、彼らの存在すらつい最近まで知らなかった。

 で、私が彼らの存在を知ったのは先日一時帰国した時に、キャセイの機内でエンタメサービスとして彼らのアルバムが登録されていたからであり、それを聴いていっぺんに気にいり、虜になった。
 特に雲海の上を飛行中で聴く彼らの歌声は、まさに天使の癒しであり、雲海の景色とともに非常に気持ち良い時間を過ごさせてもらったのである。

 でその際に、ああこれは誰かに聴かせたいなと思ったのだが、結局手に入れるタイミングの都合もあって、聴かせる相手の第一号が母親になり、この母の日のプレゼントになったのが今回のいきさつである。

 CDのプレゼントというのは人の好みの領域なので、自分の母親といえどもなかなか勇気がいるものであるが、今年の夏に両親がウィーン少年合唱団を聴きに行くとも聞いており、この音楽も嫌いではないだろうという予測もあったので今回贈ることが出来た。

 でまあ母親に限らず、皆さんに聴いてもらいたいと思っているのも事実なので、試聴してもらって気にいっていただけたらと思う。

 CD版は手に入りにくくなっているが、デジタルデータ版はいつでも購入できるようであり、是非空の旅のお供にというのが私のお勧めである。

下記がCD版

下記がデジタル版(試聴可)

上海ワルツ:
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