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隔離生活の開始のその後

前回書いた通り、私の住んでいる居住地(小区)でコロナ感染者が出たため、3月10日から敷地が封鎖され隔離が開始されている。
よって私は自宅においていわゆる軟禁生活が開始されている。
これまで2日に一回 PCR と抗体検査が行われる以外は今のところ特に用事がなく、自宅で時間を潰す生活となっている。

画像はイメージ

敷地内は自由に動き回れるものと思っていたが、それほど厳しい規制ではないがなるべく部屋から出るなというお達しで、自由に散歩や外でたむろったりすることはできないようだ。
一応食料やその他の必需品を注文したものを受け取りに一日数回だけ門のところまで200~300mだけ出かけるが、それ以外は何かをできる状態ではないのである。
ただ会社からはパソコンが送られてきて、いよいよ月曜日から在宅ワークが始まる可能性が高いが、特殊な状態となるためどれだけうまく進められるかは今のところ未知数である。
また上海市内のニュースを見てみると私以外の周囲も次々と隔離が始まっているような様子が伺え、そのうちワイマイ(デリバリ)の配達員の居住地が沢山閉鎖されると、配達業務もままならなくなるのではそんな心配もしている。

目下のところの個人の心配は野菜不足であり、スーパーなどでは野菜の売り切れが続出しているとの噂もあり、野菜が日々摂取できなくなるのではと言った不安を感じている。
まあ現段階で特に深刻な問題などはないのだが、今回の隔離が始まった途端に 上海の気温が上がって春の陽気となり、頭がぼーっとしている。
ぼーっとするというか汗ばむほどの気温である。

その気温が体に慣れないため、日中にいくら昼寝をしてもなかなか体がついていかず、運動不足もあって体が非常にだるい。
まさかコロナではないと思うし PCR検査結果は一応陰性が続いているため不安はないがやはり気力に影響している。
まあ時間はあるのでこれを機に少し部屋の中の片付けをしており、普段片付けられなかったものを片付けている。

ただ片付けと同時に出てくる大量のゴミに対して、今回配布されている指定のゴミ袋がちょっと足りない。
いわゆるコロナ隔離者専用の医療ゴミのような汚染物質的な扱いをされるゴミ袋で それに対する専用の袋が あまり数を多く与えられないので ゴミが増えてもなかなか困る状況になっている。
このように窮屈な生活が続いているが、意識は穏やかに過ごしているのが現状である。

上海ワルツ:
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