デルタ航空の北京―成田便が3月で休止してしまうというニュースを目にした。
成田発は3月29日、北京発は3月30日の便が最終便という事のようである。
実は、先日日本に帰る時に上海―成田便が少々値段が高かったので、虹橋空港―北京空港―成田空港というラインで帰ったことがある。
まあ料金もそうだが、浦東空港より虹橋空港のほうが圧倒的に近いので、寝る時間に関して無理をせず移動できるのと、ちょっと旅をしたくてそのルートを利用した。
もちろん前後で安宿に宿泊が必要になったが、マイルが少し多く貯まるというのもあったので敢えてそうした。
しかし、今回その便が休止になるという発表で、一度乗ったことのある私には少々残念な決定となった。
確かに、北京着が22時20分、出発が8時50分というのは少々利用しずらい時間で、私が搭乗したときも席に余裕があった気がするし、チケット代は常に安かった気がする。
これは成田をハブとする同社の運行パターンの中では致し方なく、成田でアメリカ行きの便の接続時間を合わせるためにこんな運行になっているようである。
もちろん、昨今の日中関係の影響による搭乗客の減少の影響もあるだろう。
まあ中国では外様の航空会社なのでニュースにはなっていないし、撤退されるニュースは国家の面子上あまり大きく扱いたくないのかも知れないが、とにかく撤退は事実のようで、これでデルタ航空が直接中国に乗り入れる便は上海だけになったようである。