昨日、夕方にふらっと出歩いていたときに、マクドナルドでちょっと驚くべきポスターを発見した。
なんと、マックでご飯メニューを登場させたというのである。
「えーっ@@!」
これは結構なショックだった。
マックと言えば国際的ハンバーガーチェーンの代表格であり、ホットドッグなどのパン類はまあ許容範囲だとしても、ご飯メニューには手を出さないと思っていたからである。
まあKFCケンタッキーにはご飯メニューが既に数年前から登場していたが、まさかマックはやるまいと思っていた。
しかし、ここは中国であり背に腹は代えられぬと言う事なのか、あっちがやるならこっちもという対抗意識でマックにもご飯メニューが登場することになったのかもしれない。
このポスターを見た私は、もう確認してみたくて堪らなくなって、本来予定にはなかった食事だったが、そのままお店に入って注文してみることにした。
(この衝動性が肥満の元なのであるが、、、)
さて出て来たのが写真のような状態で、お店のポスターの皿に盛りつけされたとイメージとはかなり違う。(笑)
で、開けてみると何となく弁当屋のメニューのような印象である。
「こんなのマックじゃない!」と叫んでみたくなったが取りあえず試食する。
小さなスプーンが付いており、肉もライスも掬って食べるような感じである。
味は、、ちょっとガーリックが利いたような照り焼き風のソースがかかっており、味としては結構いけている気がする。
ただ、量が少し少なめでこれでお腹いっぱいにするにはちょっと難があり、やはり何と言ってもマックのイメージからはかけ離れ過ぎている。
更に、このメニューは調理方法にも難がありそうで、注文時に調理場方面の方を覗いていたのだが、調理担当のお兄さんが苦労して盛り付けしていたのが気になった。
当然のことながら、パンのように手袋をして手づかみというわけにはいかないのである。
故に通常のバーガーメニューより時間がかかっていた。
「ああ、これではきっとうまくいかないな」
短期メニューとしては面白くても、運営に手間どってては長続きしないだろう。
それにしても本家のマクドナルドはこのメニューを許可したのだろうか?
マックのイメージを覆してしまうようなマクドナルド中国のこのご飯メニューへの挑戦は、マック好きとしては出来れば止めて欲しく、ハンバーガーの範囲内でもっとうまい中国的メニューを追及して欲しいというのが本音のところである。
どうも中国ビジネスマンたちには職業的プライドが無いような気がする。