中国国内では大気汚染の話題が世間を騒がしている。
日本人ネットワークの間でも外出を控えるようにとの通知が出回っている。
確かに冬になって空気があまり良くない状態が続いているのは事実だが、実はこの現状は決して今に始まったわけではない。
中国の発展が始まったころからずっと問題になってきていることで、実は今更このことを騒ぐのはちょっと不思議な話である。
なぜいま大気汚染の話題か?
まあ簡単に言うと大気汚染の話題が世間を席巻していた方が都合のいい人が大勢いるということになると思われる。
まずは医療関係者。
まあ不安に思って検査や相談に来る人が増えてくれたら都合がいいのは間違いなく、悪意はなくても商機とばかりに話題にして人前に積極的に出て来る人はいるだろう。
そして、不都合な話題が世間で出て欲しくない人たち。
この大気汚染が大きなニュースになる前にどんなニュースが大きく取り扱われていたかを思い出せば、何故この大気汚染の話題が今ニュースになっているのかはわかるというもの。
しかもニュースの発信源は何処かというのもキーポイントになってくる。
本来は外敵をつくるというも手段としてあったはずだが、日中関係はこれ以上悪化させるとシャレにならなくなってくる状態だから手段として使えなかったというのが実情のような気がする。
故に市民共通の社会話題である大気汚染が登場したと推測できる。
私も中国に住む身で迂闊なことは書けないが、大気汚染の話題に乗っかって騒いでしまっては、誰かの思うつぼという気がするのである。