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実は夜の方が空気が悪い

最近大気汚染情報をウォッチするようになって気が付いたことがある。

 それは昼間より夜の方が悪化する場合が多いということである。

雨の日の空気

 私のような素人から見ると、昼に稼働する工場や自動車などの影響で、昼の方が排出ガスが多いと考え、大気汚染が進むという気がするのだが、必ずしも現実はそうはなっていない。

 実は調べてみると日本や世界でも同様なのだという。

 その理由についてあまり詳しいことは解明されていないようだが、ある説によると日中は太陽光によって地面が暖められ滞留が起きやすいが、冬はその対流が少なく自然風に依存する為、空気が溜まりやすいらしい。

 さらに都市特有の状況として昼間は人間の活動が活発に行われれ、空調ファンその他人工的な営みによって積極的にエリア内の空気が撹拌されるが、夜はこれらの活動が昼間より低くなり、さらに深夜は非常に撹拌機能が低くなるので大気汚染の空気が溜まりやすいのだという。
 
 つまり遅くなればなるほど、空気が悪くなるということだ。

 何とも人間ぽい大気汚染であり、早く家へ帰れと言っているようだ。。。

上海ワルツ:
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