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野田さんに決まった

民主党の代表に野田さんが決まった.

文芸春秋の記事は読んでいないので、具体的な政策はわからないが読んだ方の反応ではかなり本気度はありそうで、菅さんの空白の政治に比べれば今後かなり落ち着いた政治が展開するのではないだろうかという気がする。

写真はイメージ

 残念ながら、今回立候補した残りの4氏は嫌いではないが、首相としては首をかしげるところも多く、今回野田さんに決まってちょっとほっとしている。

 前原さんは、外国人献金問題は本質的な面ではないので気にしていないがJALや八場ダム、漁船衝突問題など何一つ解決した実績がなくこの時期に首相になったらかなり危うかった気がする。彼の人気の高さが今の日本の国民の危うさでもあると思う。

 海江田さんは泣いちゃった事件もさることながら、電力業界の期待を一身に背負っている点でこの時期の就任は不適切であるし、経産省べったりな点が首相としてはやはり不適切かと感じていた。
 馬渕さんは厚労大臣のときに、組織人事を掌握ができない人柄が露呈して、もし首相に就任したら菅さんよりもさらに悪くなるかも知れないような気がしていたので個人的には論外であった。
 鹿野さんはいい人だけど、ちょっと意志の強さに欠け国を引っ張る力はなかったであろう。

 こうやって結局消去法ではあるが、一番まともな人、ベストじゃないがモーストベターな人が野田さんであったのかと今になって感じる。

 彼は財務省べったりという意見も聞かれるが、為替介入などをみると意外と政治主導がこの人だけ出来ているのではないだろうか?

 まあ経緯はともかく、とにかく決まったからには1分でも早く日本の国のために汗をかいてもらうしかない、震災も原発もまだ終わってないのだから。

上海ワルツ:
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