四川で起きた地震関連のNEWSをCCTVが夜中まで生放送で放送やっていた。
何時までやるのかとても追いかけきれないが、四川に故郷を持つ人や友人がいる人は恐らくこの放送を見て眠れない夜を過ごしていることだろう。
個人的には四川に知り合いはいないが、この放送をずっと見ている。
被害にあった人には悪いが、この報道体制というか生放送の緊迫感に中国の報道体制に若干の安心感を覚えた気がする。政治的な規制が厳しい中国の放送は、ともするとニュース報道は編集が行き過ぎてライブ感や緊迫感が希薄になりがちなのだが、今回の地震では日本のNHKのように生放送で情報を流し続けるという報道体制をとっている。
日本では当たり前の放送体制が普段の中国ではオブラート1枚かかったような若干ライブ感、緊迫感に欠けた印象になることが多かった。しかし今回は生放送ということもあって緊迫感がダイレクトに伝わってくる。つい数日前のサイクロン被害に対するミャンマー政権の対応を見ているだけに、国を挙げて災害に向かっている姿は頼もしいというか少し安心した。ラジオやNEWSを通じて、早く情報を伝わり、一日でも早く一人でも多くの人の命が救えるようお祈りしたい。