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両親と過ごせた時間

今回日本に一時帰国したおかげで比較的両親と長い時間を過ごすことが出来た
以前にもブログに書いたが現在父親はまだそれなりに元気だが、一方で母親の方は足腰が一部麻痺して現在車椅子生活になってしまっている。

 母親は寝たきりではないのだが、一応現状は父親が 母親をずっと介護をして介助者としての年金生活を送っている。
いずれにしても両親ともに既に高齢になっている。
 私自身もそれほど深刻な病状ではないが、体調不良が理由で帰国だったこともあり、これといった活動もできないので、多少の外出はするものの基本は実家でのんびり過ごした。

 よって期せずして両親と過ごせる時間が生まれたのである。

 今後、もし日本に本帰国したところで、生活のために恐らく働きに出なくてはならないから、同居したとて生活時間をここまで一緒にすることは難しいと思われ、そういった意味で貴重な時間をいただくことが出来た。
散歩や朝昼晩の食事をこれだけ多くの時間を両親と過ごせたのは実に久しぶりであり、まあこれも一つの親孝行なのかなと感じながらこの時間を過ごした。

両親とお出かけ

 もちろん私は今回一時的な帰国であり、再び離れた後の両親の生活を考えると、全ての家事を引き取ってしまうことは出来なかったが、自分がいることで負担増にならないような過ごし方は心がけた。

 両親とも目先に迫った健康的危機という状況ではないにしろ、とっくに後期高齢者の年齢に達しており、現時点では維持できている生活状況に関しても今後何年もこの状況が維持できる保証はどこにもない。
 よって、やはり私自身が息子として、もっと両親のそばにいて面倒を見なければならないであろう状況であることは痛切に感じた。
 そうは言っても、日本に戻るにしても私自身に安定した基盤がなければ両親を支えられるわけもなく、まずは私自身が落ち着ちつかなくてはならない。

子供のころの家族写真

 私自身も社会の中ではそんなに若いわけではないので、今後新しい道を切り開くのはなかなか大変だと感じているが、両親の状況を含め生きる道を考えなければいけないなと考え始めている。

上海ワルツ:
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