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上海地下鉄ではとっくに無人運転が進んでいる

先日山手線でワンマン運転が開始される可能性があるというニュースが流れていたが、上海ではとっくに無人運転が進んでいる。

普段乗っていた地下鉄もいつのまにか自動運転に切り替わっており、先頭部で運転士の部屋があった部分を改めて見ると実は何もなかったりする。
運転士がいないということはつまり完全自動運転で我々乗客は運ばれていることになる。

まあこの自動運転化の整備が進むかどうかは周辺環境の整備の問題もあり、上海の地下鉄ではホームドア設置が完了しており、無人運転でも安全が確保できていると言う環境が整っているという状況が大きいと思われる。
 よって上海地下鉄ではまだ全部ではないようだが、多くの路線で無人運転化が進んでいる。

 普段は普通に地下鉄に乗っているとこういった自動運転の状況を確認することはないが たまに気が付いたりすると、無人運転というところにわずかばかり恐怖に似た不安も感じないではない。
 ただもう完全に自動運転化されているので、今更どうのこうの言ってももう自動運転のシステムに身を委ねるしかないのである。

軌道交通10号線の先頭部

 今後日本においてこういった列車の自動運転がどのくらい浸透していくかわからないが 上海ではこのようにもう既に通勤列車において自動運転化が完結している。

 ただ日本においては安全に対する利用者の声がうるさいということもあり、無人運転の導入が進まない面もある。
 ゆりかもめなどではとっくに自動運転は導入されているのだが幹線路線は話が違うのだろう。

 ワンマン運転でさえ日本は話が進みにくい環境ということかもしれないが、決めればどんどん話が進んでしまっている上海の地下鉄の自動運転の状況である。

上海ワルツ:
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