来週小澤征爾の公演があるということで、巷でそこそこ話題になっているようだが
昨夜何気なくこちらのチケットサイトを除いてみたら、想像以上に結構色んな著名な音楽家が上海で公演を行なう予定があるということが分かって驚いている。
6月のロンドン交響楽団が日本のフリーペーパーなどで目立って売りに出ていたので、滅多にないことなので大騒ぎしているのかと思っていたが、意外にそうではないらしい。
さすがに東京には数の上で及ばないが、それでも毎月のように音楽を楽しめる環境は整いつつあるようだ。
チケットサイトが当然の如く中国語であり、どんなタイプのイベントかぐらいは分かっても、出演するアーティストの名前が、英字ではなく中国語特有の当て字で表記されているので特定のアーティストの名前を読み解くのは非常に難解な作業だ。こちらとて、日本語のカタカナ表記に慣れてしまっているので、名前を英字ではっきり記憶しているわけではなく、英字→カタカナで失われた発音のニュアンスを補いながら結び付けていくと、行ってみたくなるような公演が次々に出てきた。
まず筆頭はミッシャーマイスキーが10月14日に上海SOとドボルザークのコンチェルトを弾く。次の週の21日にギルシャハムがシンガポールSOと共演。
更にその翌週28日にエッシェンバッハがパリ管とともに地元で人気のピアニスト郎朗とベートーベンの4番を演奏。更に11月4日5日ドミトリ・キタエンコ&ベルリン放送響が2回公演を行なう。また国慶節中にイワンフィッシャーとブダペスト祝祭管弦楽団(5日)や地元ヨーヨーマ(4日)に演奏会がある。またウィーン少年合唱団も10月14日にコンサートがある。(どこかの日本語媒体にはウィーン児童合唱団となっていた、児童って、、、知らないということは恐ろしい)あ来週14日にはベルリン交響楽団もきますね
こんな風に目白押しなのに日本語媒体ではどこも取り扱いが大きくない。担当者の興味の差だと思うが、中国の舞台をみるより余程こちらのほうが日本人に売れると思うんですけどね。でも逆に生の音楽に飢えている私にとっては財布泣かせの環境かもしれない。
今回紹介した公演は
票務之星さんで取り扱っています。