TOP > blog > 上海ワルツNEW

上海ワルツNEW



2009年05月21日 感染したら治療すればいいだけの話
相変わらず日本ではインフルエンザ狂騒曲が続いているが、伝わってくるニュースをみるとその過剰反応ぶりは異常である。
学校内に一人感染者がいただけで、学校全体を休校にするほどの過剰な対応振りには呆れるばかりだ。
責任問題云々を追及して抗議電話をかける人さえいるというから驚きである。
 繰り返すが、今度の新型インフルエンザは決して死の病ではなく、毎年流行するインフルエンザと同程度のものだということだ。
つまり警戒度合いも、通常のインフルエンザと同じでいいということである。かかりたくなかったら、マスクをして栄養をとって体調を整え抵抗力を高めていればよいということだ。もちろん意味もなく、むやみに人ごみの中へ行かないようにする位の心がけは必要だが、日常生活を制限するほどのものではない。今回のインフルエンザは普段から節制しておけば例え感染したとしても、まず死ぬような重症になることはないといわれている。メキシコで死者が多数出たのは実はウィルス以外の衛生環境が非常に悪かったためと言われている。
 よって我々日本人が万が一感染してしまっても治療すればいいだけの話である。


まあこの日本の狂騒曲は、裏を返せば普段の日本が新しい病気に対して心理的免疫が必要ないほど普段からいかに安全な環境であるかの証明でもある。
 それが証拠にこちら中国では、日々の食事や環境が常に要警戒であるから(笑)、インフルエンザの感染者が増えているからといって改めて警戒するシーンは実は少ない。もちろん空港などの水際対策はそれなりに厳しくなっているが、こちらの普段の日常生活にはなんの変化もない。
 もちろん願わくば病気になんぞかかりたくはないと思うが、正体が見えなかったりかなりの確率で死ぬかもしれない病気ならともかく、今回のように正体の見えたインフルエンザならば、感染したら治療すればよいだけの話であるということであろう。
 情報を正確に見極められず必要以上に慌てふためく日本の社会の様子は、傍から見ていてちょっと情けない。






■コメント

はじめまして
投稿者:MARGARET 2009年05月23日 投稿番号:23228

こんばんは。

普段の食事から要注意…(苦笑)の中国では日常生活に何の変化もなし、ですか。
こちら京都の街も、マスクをして歩く人は一時に比べて減りました。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」でしょうか?
京都府では一斉休校に踏み切らなかっただけ、まともかな?と、思いました。
それにしても、マスコミのお膝元である東京で新型インフルエンザ感染者が出たときのマスコミの慌てっぷりといったら滑稽でした。

日本人というのは情報リテラシー、自分で情報を選んで考えて、咀嚼する能力がとても弱いです。
というのも、めんどくさがってやらないんですけどね…。



上海すいすいビザ代行

☆ジャンル別リスト
音楽言葉映画ビジネス政治経済国際社会地下鉄航空・空港茨城空港高速鉄道(新幹線)列車バス旅行上海生活買い物レストラン中国ウォッチスポーツ観戦東京オリンピック中国ビザ・居留滞在手続きインターネット・PC・スマホ健康中国の医療不安

◎その他の全リスト その01-その02-その03-その04-その05-その06-その07-その08-その09-その10-その11-その12-その13





<<7月 2014年8月 9月>>





1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31






プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で営業職に日々悪戦苦闘中。


GOOGLEでブログ内検索

ブログランキング・にほんブログ村へ





コメント一覧


記事タイトル一覧


カテゴリ一覧


RSS 1.0My Yahoo!に追加


管理ページ


h_12