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上海ワルツNEW



2009年02月14日 バラの花束を贈る
 日本のバレンタインデーは女性が男性にチョコレートを贈り愛を告白する日となっているが、中国では事情が違い「情人節」といって男性が恋人や奥さんにプレゼントをする日となっている。
 故にバレンタインデーの数日前から街中にバラの花束を並べたお店が増える。花屋はもとより携帯の修理屋やタバコ屋までバラの花束を売っている。
 それにしてもこの日の花束の値段は無茶苦茶である。 安くても200元、高いものになると500元近くにもなる。
普段だと、恐らく100元以下で買えるはずなのだが、この日ばかりはいくら高いと感じようとも買わざるを得ない。「買うな」と相手に言われない限り買わなければ愛を疑われるからである。
 中国故にまるで中国人女性達と花の業者が結託していて、この利益が女性に流れているのではないかと疑ってしまう(笑) それほどの理不尽な高騰ぶりなのである。
 ところで、このバラの花束であるが、花の色や本数にそれぞれ意味があるらしい。色はともかく本数にまで意味があるとは今日まで私は知らなかった。
赤は「愛情」、白は「尊敬」「純粋」、青は「奇跡」「神の祝福」、黄色は「友達」「別れ」を意味するらしい。つまり黄色を愛する人に送った日にはその場で修羅場と化してしまうかもしれない(笑)

 また本数でいうと、主なものでは11本が一番有名で「一心一意」、1本が「あなただけ」、9本が「ずっと愛してます」、10本が「あなたは完璧だ」、108本が「結婚しよう」などという意味があるらしい。
 さてさて、私も昨年お見合いした彼女に花束を贈った。まあ彼女といっても実は未だに恋愛といえるような甘い関係には全然発展して無いのだが、贈らなければ自動的に続ける意志がないという意思表示になってしまうので、仕方なく?贈ることにした。
 私が買ったのは白いバラの花束で280元(約4000円)。 何故白かと言うと上記のような意味を意識したわけでなく、彼女が赤いバラが好きでないという単純な理由からである。
 で本数はというと、本数に意味があることを知ったのはつい先ほどなので、実は贈った本数を数えておらず、何本贈ってどういった意味が相手に伝わったのか、無責任な話であるが実は私自身が把握していない(**;)
 まああえて言えば、花屋がオマケでくれたピンクのバラの1本が意味を伝えてくれたような気がする。
 さてさて、贈った結果はというと、彼女の体調が優れないため早めに家に送ったが、信頼関係を継続する程度の意味はちゃんとあったような彼女の表情であった気がする。さてさて今後の進展はいかに?






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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で営業職に日々悪戦苦闘中。


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