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2009年02月01日 韓国料理食べ歩き 大醤湯でヘンボッケヨ PATIOさん


韓国料理のお店の味を図る料理のものさしとして、一つはキムチが代表的なものであるが、それともうひとつ欠かせない要素として有名なのが味噌である。
そういった意味で、日本人がラーメンをスープで図るように韓国料理も味噌を使ったチゲスープの良し悪しでその店の料理の良し悪しが分かる場合が多い。
 そういった意味で言えば、昨日お昼には伺った天山路のPATIOさんで食べた大醤湯(味噌チゲスープ)(28元)は心をぐっと捉えられてしまった会心の出来であった。
日本でいう赤味噌系の田舎味噌のようなコクのある香りで、これが非常に懐かしいような心地よさがあり、さらに口に入れても味わい深い。パ(葱)とカムジャ(ジャガイモ)とスンドゥブ(豆腐の)の絶妙なマッチングが素晴らしい。
 まあ人によってはこの味を洗練されておらず田舎臭い味などと評する御仁もあるやもしれないが、私にとってこの素朴さがとっても幸せだ。
 大げさな表現でなく長年韓国料理を食べ続けている私がここまで心を奪われたスープは初めてである。

 で、このスープを味わいながら、ある韓国ドラマの台詞を思い出した。それは邦題で「ランラン18歳」というドラマで主人公の夫になる男性が、主人公のつくった「味噌チゲが美味しかったから結婚してもいいかなと思った」という台詞。(中国語で見ていたのでアバウトな訳ですが)

 まあこんな台詞、ドラマを見ていたときはドラマ上の可愛い台詞だなと思っていたのだが、この日のスープを味わった途端に、その台詞のリアルさを実感してしまった。
 残念ながら今回食べたのは恋人が作ったスープでなく、単なる一介のお店で出たスープであるが、こんなスープを恋人に作られたらそれだけで結婚しようと思わせるほど気持ちにビビビッときてしまう気がする。
(あれ、そうすると私は韓国人と結婚するのか?今中国にいるんだが、、、汗)
とにもかくにもたった一杯のスープでこの日はヘンボッケヨ~(幸せだ~)の一日でした。是非皆さんもこの味をお試しあれ!

派特屋 PATIO 
天山路1111号虹橋天都4楼408号
(021)62286580

場所はここ






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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で営業職に日々悪戦苦闘中。


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