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上海ワルツNEW



2009年02月01日 呉江路にも再開発の波が来てしまった。




呉江路といえば地下鉄2号線の南京西路駅そばの石門一路から青海路付近までの狭い路地空間で、小吃の屋台などが並ぶ有名な小吃街であったが、このかなり中国的とでもいうべき特徴的な空間にもとうとう再開発の波が押し寄せてきてしまった。
昨日私が訪れたときには既に、通りの両側のお店のうち、半分くらいは閉鎖されていて、既に窓やドアがコンクリートで塗り固められており封鎖された状態だった。
 





残っている店は元気に営業を続けているようだったが、これらの店もいずれ近いうちに閉鎖されてしまうのは誰の目にも明らかだった。そういう状況を知って名残惜しいのか、もともとなのかわからないが、煎餃のお店には今日も行列ができていた。




 あるお店には写真のように張り紙がしてあった。
 まあ経済論理から言えば、これだけの都心の一等地を古い町並みのまま残しておくのは難しいのかもしれないが、こんな貴重な空間をつぶした後にできる空間が、どれだけ魅力的なものになれるのだろうかを考えると、非常に想像が難しい。



 南京西路側に回ってみると、こちらも窓が封鎖された店が何店舗もあって、この区画ごと手を入れられるということが分かる。
もう走り出してしまった再開発計画は止めることができないが、せめて再構築される街が昔の人にも愛されるような中国的な空間であることを祈りたい。





※左の写真は昨年の8月25日に撮影したもの

呉江路はここ







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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で営業職に日々悪戦苦闘中。


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