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2009年01月23日 今日のランチ「ロースかつ定食」会津まる家さん


ランチ写真の在庫整理第2弾ということで、今回は会津まる家さんです。
ここ数年、上海では以前のように通り一遍の何でもアリの日本料理屋だけではなかなか競争に打ち勝てなくなったようで、日本料理の専門店化が進んでいる。しかも日本で実績のあるチェーン店が上海に進出してくるケースが増えてきた。
 ここの会津まる家さんもそんなお店のひとつで、日本の会津地方を中心にしていたとんかつ専門店のチェーンで、昨年上海にこのお店を出されたようだ。
 店内はニューヨークの寿司バーを連想させるようなエグゼクティブな雰囲気で、店内の中心にコの字型にカウンターが並び、さらにその周囲に小さな個室が並んでいた。
さてランチメニューだが、カツ丼などのメニューなども並んでいたが、やはり、とんかつ屋の真価を問うにはとんかつであろうと、思い切って一番高い「ロースかつ定食」(98元)を注文した。
普段のランチの予算から言えばかなりの予算オーバーであるが仕方あるまい。
 で注文したあと、店の支配人らしき人が料理が出てくるまで退屈しないようにと丁寧に雑誌を持ってきてくれた。なかなか他のお店にはない細かい気配りである。ただこれは出てくるまでの時間が長いという裏返しでもあり、気ぜわしく動く人がランチを食べる店としてはこのお店はあまり向かないかもしれない。まあこの日は比較的自由に時間が使える日だったので、雑誌を読みながら気長に待つことにした。


 そして出てきたのが写真の料理である。
さすがとんかつ専門店だけあって、肉厚のロース肉である。口の中に入れてみるとじゅわっと美味しく食べ応えがある。ソースは比較的酸味の利いた上品なタイプの味つけである。ただ個人的にはもう少し濃い目の下品な味が好きで、この味だと、少し上品過ぎる気がする。日本にいたときはブルドッグ社の特濃を使っていた。今でこそとんかつは高級和食になってしまったが、日本の大衆食堂で食べる憧れの一品という位置づけで濃厚なソースをつけて食べるのが習慣になっていて、それから比べるとこのソースは少々物足りない。
 ご飯は美味しかった。とんかつ屋は何故かご飯が美味しいというイメージがあるし、ご飯が美味しくなければ何故かとんかつの評価も下がってしまう。実際にこのお店のご飯も期待を裏切らず美味しい。
 ソースの話は好みの問題として別に置いたとして、このお店は確かに肉もご飯も美味しいのだがやはり値段が高いという印象は拭えない。他のお店との値段の差ほど食べ物が美味しいと思わせるかどうかがこのお店の勝負の分かれ目である。
 ランチでこれだけ高級価格帯となると恐らく中国人富裕層へのアプローチが欠かせないと思うが、その辺りはどうなのであろうか?この価格を長く維持できるかどうか長く見守りたいお店ではある。
 次は是非カツ丼にチャレンジしようと考えている。

会津まる家
遵義南路88号協泰中心1階
(021)62199177
場所はここ






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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で営業職に日々悪戦苦闘中。


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