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上海ワルツNEW



2008年12月24日 上海タイフーンを見終わった
先日から毎日DVDで1~2枚ずつ見て、今日見終わった。
まあ見てない人も大勢いると思うので、ストーリー内容の詳しい説明はやはり避けたいと思うが、見終えた感想としては初回のストーリーが、上海が良く伝わっているドタバタ劇で面白かったので、現地に住む私としてはこういう面白いドタバタがどんどん続くのかなぁと楽しみに続編も見続けたのだが、後半は意外と穏やかな展開だった。
 決して単調でつまらなかったというわけではないが、映像も音声も運びも日本映画的で、東映か松竹あたりの日本映画関係者か、あるいはそのあたりの影響を受けた人が作ったドラマなんじゃないかという感じであった。
 つまり上海が舞台のドラマなのに、中身は日本映画そのものという感じなのである。
そういった意味でこの収まりの良過ぎるドラマは、もはや現実に上海を生きている我々からすると、非常に完成された枠にはまり過ぎていて物足りなさを感じる。
日本でこのドラマを見た人がどういった感想を持つか分らないが、自分達が生きている現実の上海のほうが、もっともっとドラマチックかつエキサイティングであるのは確かだと思う。私の人生もまだまだストーリーが展開中で、どんなラストシーンが待つか誰も予想できない人生を送っている。
もはや先の読める日本のドラマは楽しめなくなっている気がする。







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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で営業職に日々悪戦苦闘中。


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