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上海ワルツNEW



2008年12月11日 極上のデザート「楊枝甘露」をルネッサンス揚子江ホテルで発見


 普段、あまりスイーツ系には手を出さない私であるが、今回友人がどうしてもこれを食べさせたくてということで招待に預かってきた。
五つ星ホテル内でスイーツなんぞ、滅多に食べないのでちょっと緊張気味である。
 さて招かれたのは、虹橋開発区の延安西路沿いにある上海ルネッサンス揚子江ホテル(揚子江万麗大酒店) 内の2階の「翠竹小館」という中華レストランである。
メニュー構成は一般的な中華のメニュー構成で、およその台湾的な味付けのものが多い思われる内容のような気がした。もちろん地元の小龍包など上海点心もきちっと抑えてある。
値段的にはローカルのレストランと比べるとかなり高い気もするが、日本料理店など比べ滅茶苦茶高いわけでもない。結構気軽に伺える範囲のレストランである。
 さてさて今回の主役は、中国語で「楊枝甘露」で書かれており日本語ではなんと訳せばいいか分からないが、「よんじーがむろ」とそのまま名前で呼ばれている場合も多いようだ。英語は「Chilled sago cream with pomelo and mango」とある。
この楊枝甘露は香港などで流行しているデザートメニューらしいが私は初体験である。


 マンゴーピューレ(マンゴーネクター)とポメロと呼ばれる東南アジア系の柑橘果物のジュースとサゴと呼ばれる椰子の一種ココナッツミルクを混ぜたスープの中にサゴの澱粉質を小さなゼリー状に固めたものが入っている。
 スープは非常にトロピカルな色合いで、マンゴーのオレンジとポメロのグリーンとサゴのクリームが程よく混じった綺麗な色合いだ。また味わいも同様で、マンゴーの甘さに対してポメロのほのかな酸味がブレーキを利かせており、だらだら甘すぎない引き締まった甘みを演出し、非常に上品な味に仕上がっている。
 サゴの粒はタピオカよりさらに小さく柔らかく、するするっと喉を流れていってしまう。他のお店ではタピオカが入っている場合も多く、あれはあれで良いのだが、サゴは歯ごたえを許さないくらいに柔らかく、これもまた上品だ。
 この出来栄えはなかなか素晴らしく、さすが友人が薦めるだけのことはある。こんなスイーツを味わってしまうと、食べなかった他のスィーツも味わいたくなってしまう。五つ星ホテルの魅力恐るべしである。

上海ルネッサンス揚子江ホテル(揚子江万麗大酒店)
2F「翠竹小館」
延安西路2099号【地図
(021)62750000









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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で営業職に日々悪戦苦闘中。


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