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上海ワルツNEW



2008年08月12日 柔道で中国人相手のアウェイはつらい
ラジオから仕入れたネタで恐縮だが、昨日の女子の柔道で、どうやら日本人にとってアウエイの辛さを感じる判定があったらしい。
昨日の柔道女子57kg級の試合、準々決勝で日本代表の佐藤愛子選手は、中国の許岩選手と対戦した。
会場には「加油!加油!」の声が響き、日本の応援団も大勢いたというがサッカーで言うところの完全にアウェイ状態であったという。
佐藤選手は積極的に攻めていたにも関わらず、両者に指導が与えられた。さらに佐藤選手が大内刈りで効果のポイントをとったにも関わらず、電光掲示板の表示のポイントは中国選手についてしまい、日本側が指摘するまでそのままだったという。結局何故かポイントで追いつかれ、後半4分に積極的に攻めていた佐藤選手が背負いをかけたときに、吊り手が外れてを倒れて、かけ逃げという消極的な姿勢の反則で、注意を取られて結局負けてしまった。
佐藤選手にとっては反則を取られるのは酷な判定で、日本側の柔道関係者は判定がおかしいじゃないかという声が上がっていたという。


試合が終わった後、観客からは大ブーイングがおき、その判定が観客の目から見てあまり公平ではなく中国側に明らかに有利な判定であったと映っていたようだ。

柔道の場合、なるべく公平な判断をしていくようなシステムが出来上がってはいるが、最終的には審判の人間的判断に委ねるほか無い種目である。時間で測るような種目と違って、審判の眼力一つで試合の流れが変わってしまう。その影響度はサッカーのレフリーより大きい。
どんな種目でも、本来ならば地元のチームが絡む試合の審判はどちらかといえば、地元により辛くするのが理想的だ。だが現実にはそんなことはあり得ず、一般的に地元びいきである。ましてや審判の影響が大きく、かつ微妙な判定が多い柔道で地元びいきは尚更禁物なのに、今回そう思えてしまうような試合が起きてしまった。 文句を言っても始まらないが、アウエーで柔道の試合をするときは、微妙な判定を招かないくらい、圧倒的な差をつけないと、やはり地元の選手には叶わない。






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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で営業職に日々悪戦苦闘中。


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