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上海ワルツNEW



2008年08月08日 体感温度摩擦
日 本でも中国でも同じことが起こるのだが、人によって体感温度が違うため、真夏の冷房温度設定はとても難しい。
 私は生来汗かきであるのと、暑いと思考回路が鈍るので基本的に冷房は強くしたい。時には自分自身が手足が寒いなと思いつつも頭の思考スピードを優先して、温度を低めに設定することがある。
 特に家で作業するときなどはよくそのようにする。厚手の服をを来て体を冷やさないようにしつつ頭は冷やして最適温度を保つなんてことは日常茶飯事である。
 ところが家で作業するときは一人なのでそれで構わないのだが、会社ではそうは行かない。薄手の服をまとった女子スタッフとそのあたりは良くぶつかり、摩擦が良く起きる。
 彼女らはあまり動かないため、強い冷房設定にすると手足が冷えるため冷房を弱め、場合によっては真夏でも冷房を切ってしまう。
 汗かきの私はこれはたまらない。特に外へ出て帰ってきた後などちょっと厳しい。外へ出なくても、彼女らが望む室温は、快適ではあるのだが頭の回転にとっては快適とはいえない。ある意味心地よすぎるのである。
 このあたりを説明しても、どちらかといえばファッション性を優先して服を身にまとっている彼女らとは相容れないのである。暑い真夏に仕事をしている限り永遠に避けられない摩擦のようである。







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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で営業職に日々悪戦苦闘中。


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