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上海ワルツNEW



2008年08月01日 中国人は何故「I LOVE CHINA」を英語で書くのか?
 チベットでの騒動や相次ぐ世界各地の聖火騒動を機に、MSNのメッセンジャーなどで流行り始めた「I LOVE CHINA」(LOVEはハートマーク)だが、最近は自動車のステッカーやTシャツにつけている人を見かけるようになった。
 今朝もやはり、「I LOVE CHINA」Tシャツ姿の若者を見かけたのだが、そのときふと疑問に思った。彼らは何故この言葉を中国語ではなく英語で表現するのかと。
 「我愛中国」と書いたTシャツもどこかで見かけた気もするが、ほとんどが英語表記である。愛国心を主張するならば中国語だけでも構わないと思うのだが、これをわざわざ英語で表記するところにどこかファッション性をもってこの言葉を使っていることを感じざるを得ない。この言葉を使っているのが主に若者であることから余計にそう感じる。
 外国に対する自己主張であるという意見であるならば、英語だけでなく「中国が好き!」などと日本語ヴァージョンが登場してても良さそうなものだが、残念ながらそんなものは見かけたことがない。
 北京オリンピックの開会式入場行進順が、ピンイン順だの中国語表記の画数順だのと議論が聞こえてくる通り、自国の言葉に対するこだわりが非常に強そうに見える中国にあって、愛国心と言いながら英語を使ってそれを表現するところに今の中国の市民意識の変化がある。






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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で営業職に日々悪戦苦闘中。


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