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2008年07月31日 五輪期間の北京の飲食費はガイドブックの2割増


 折角北京を訪れたので美味しいものでも食べて帰ろうと、日本の友人に送ってもらったガイドブックを片手に一人飲食店を訪れた時のことである。
 店に入って、出されたメニューを見て驚いた。ガイドブックに出ていた価格よりワンランク高いのである。メニュー名とか店の名前を出すと営業妨害になってしまうかも知れないので、ここでは詳しくは書かないが、某ガイドブックに出ていた某店の40元の名物メニューがなんと48元にもなっていたのである。出版社調べの20%UPである。
 持って行ったガイドブックは北京オリンピックをターゲットに作られた本らしく、それほど古いものではない。つまり集めたデータもそれほど古いはずはなく、短期間でこんなに値段が変わっていることは通常の時期ならば考えがたい。
 やはりオリンピック景気を狙って最近値上げしたものであることは想像に難くない。しかもこの現象はこの一店舗だけでなく、ガイドブックを見て訪れたほとんどのお店が、本に書かれた値段より1~2割高くなっていた。元々中国は食品の値段が高くないとはいえ、2割も違ってくると旅の予算が変わってくる。特にガイドブックに載っているような高いお店で値上げがあると、その差額は大きくなる。



 まあこれは、オリンピック開催という特殊な期間のことなので、仕方ないのかもしれないが、もしかすると五輪終了後も便乗値上げ継続で、値段が下がらずそのままということも考えられなくもない。
 今後しばらくは、ガイドブックを見て北京周辺への旅の計画を立てるのなら、五輪終了後に状況が落ち着いたあと監修されたガイドブックが出るまでは、ガイドブックに出ている値段の2割くらい上積みして予算を立てることをおススメする、というか覚悟が必要というところである。
 ただ、ホテルや不動産の状況を考えたら、飲食の値段が2割増しで済んだならよしとすべき状況であるのだが・・・。






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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で営業職に日々悪戦苦闘中。


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