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上海ワルツNEW



2008年07月21日 今日のランチ 徐家匯で韓国式の拌冷麺


 今日は気温は高くないのだが湿度が高くて蒸し暑く、スタミナを奪われる。
 こんな日にぴったりなのが韓国式の拌冷麺。私自身、もともと韓国系の味には病みつきになっており週に二回以上は食事の中に韓国系が混じりこむのだが、その中でも極めつけといえる定番がこの拌冷麺である。

 韓国料理の冷麺といえば、大きな器の冷たいスープの中に入っているタイプが有名だが、拌冷麺にはスープは入っていない。スープのない麺を文字通りかき混ぜながら食べるのが拌冷麺である。韓国式にコチジャンをベースにした店それぞれのジャンを味わいつつ食べるのが拌冷麺の醍醐味だ。
 今日は午後外出の予定があって徐家匯にて食事をとることにした。

 今回訪れた韓浦園さんは 徐家匯の焼き肉を中心にした普通の韓国料理屋だが、韓国伝統料理を掲げるだけあって、味の水準は高い。
とくに今回食べた拌冷麺は、私が上海で食べた韓国拌冷麺の中でもなかなかのものである。
 こしのあるもちもちした面に、梨汁をちょっとかけてほぐし混ぜて食べる。ジャンは辛いことは辛いのだが、梨汁が絡むことによってその辛さが麺とともに柔らかくなる。心地よい辛さと歯ごたえである。あまりにも汁が美味しかったので今回は底に残った汁まで飲み干してしまった。

 基本的には夏の食べ物だとは思うが、韓国料理には拌冷麺が一年中メニューにあっていつでも食べられる。私自身食べ歩きが趣味なのでここにばかりは通えないのだが、それすらなければ何度も足を運びたくなるお店である。ただ夜の焼肉も確かにおいしそうなのだがやはり私は拌冷麺を頼んでしまう気がする。

<韓浦園>
徐匯区天鈅橋路123号二楼
021-64415559
お店はここ







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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で営業職に日々悪戦苦闘中。


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