TOP > blog > 上海ワルツNEW

上海ワルツNEW



2008年06月26日 秋葉原探訪記 メイド喫茶や増える中国人




先日、日本を訪れたときに時間があったので秋葉原を久しぶりに訪れてみた。
秋葉原といえば先日、通り魔事件が発生したばかりで重いムードに包まれているのかと思いきや、警官はさすがに多いものの特別重い雰囲気というものは特になかった。
もちろん、事件直前の秋葉原を訪れているわけではないので比較対象がないのだが、少なくとも重苦しさは感じなかった。
 逆に言うとこの状況はとても怖い。
 事件現場を携帯のカメラで撮る人々がマスコミやネットで非難を浴びていたり、事件現場の撤収後15分後には街が元の雰囲気を取り戻し何事もなかったように動いていたという。
7人もの命が奪われていた重大な事件があったことを考えると、この状況はちょっと怖い。

街を歩きながら、そんなことを考えていた。






その深層を覗こうと、路上で声をかけられたメイド喫茶に興味本位で入ってみた。「お帰りなさい、ご主人様!」の声で迎えられ、可愛いメイド姿の店員がたくさんいた。
客はほとんど男ばかりであるが、何組かのカップルもいた。 中国人もたまに訪れるようになり、大体は英語でコミュニケーションをとるという。
白を基調にした店内にはクラシック音楽が流れ優雅な雰囲気を演出していた。私はアイスクリームとアイスココアを注文し、店内の様子をウォッチングすることにしてみた。
常連と思しき人がメイドの一人と話をしていた。会話の内容を全部聞いていたわけではないが、どうやら内容はあの事件への愚痴が多かったように思う。
事件への関心はあるようだが、どうやら関心を持つ視点が違い、自分のテリトリーを荒らされて秋葉原の日常の雰囲気が変わってしまったことに対する不満のようだ。
やはり他人より自分という自己中心的な発想を持っているということになろうか。
 




結局何となく居心地の悪いその空間は30分くらいで脱出し、街をぶらぶらした。
気がついたのは免税店を中心に銀聯カードが使えることをPRするお店が増えたということだ。秋葉原でも最近かなり中国人観光客が増えているという。
目的はやはり、メイドなどのPOPカルチャーよりデジカメやパソコンなどの電子機器が中心だが、意外にも炊飯器が売れ筋らしい。中国製の炊飯器は質が悪くおいしく炊けないので日本製に人気が集まっているという。
ドンキホーテまで銀聯カードの扱いをはじめたようだ。
 ますます日本への中国人進出が高まっている気がする。






■コメント



上海すいすいビザ代行

☆ジャンル別リスト
音楽言葉映画ビジネス政治経済国際社会地下鉄航空・空港茨城空港高速鉄道(新幹線)列車バス旅行上海生活買い物レストラン中国ウォッチスポーツ観戦東京オリンピック中国ビザ・居留滞在手続きインターネット・PC・スマホ健康中国の医療不安

◎その他の全リスト その01-その02-その03-その04-その05-その06-その07-その08-その09-その10-その11-その12-その13





<<7月 2014年8月 9月>>





1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31






プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で営業職に日々悪戦苦闘中。


GOOGLEでブログ内検索

ブログランキング・にほんブログ村へ





コメント一覧


記事タイトル一覧


カテゴリ一覧


RSS 1.0My Yahoo!に追加


管理ページ


h_12