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上海ワルツNEW



2008年06月14日 飛行機に乗り遅れ寸前で駆け込む
12日に野暮用で大阪へ飛んだ。
前日、結構雑用や荷物の準備が多く、寝るのが真夜中になった。
飛行機に乗るには6時半には家を出なければならない。もうぐっすり眠るのは諦めて、ソファで横にならず寝ることにした。朝の光が差し込むようにカーテンもあけた。床に就いたのは3時だった。

で、めざまし時計で起きたのが6時15分。5時半にも一回セットしてあったはずだが結局それでは起きられなかったが、まあこの時間に起きられただけでも幸いである。急いで飛び出してタクシーを拾った。

しかしここでも選択ミスをした。
 リニアを利用するコースを選択すれば確実だったにも関わらず、地下鉄の混雑が嫌だったのとお金をケチりたかったのでリムジンバス乗り場へ向かったのである。
飛行機が8時50分発にも関わらず、銀河賓館発6時50分のバスに乗った。早朝なので空港まで1時間かからないであろうとたかをくくっていたが、思いのほか交通量が多い。渋滞というほどではないが思うようにバスが進まない。いらいらと焦りが募る


結局空港に着いたのは8時05分。離陸45分前である。
 急いでチェックインカウンターへ向かった。運悪くJALのチェックインカウンターは一番はじっこのMだった。
 空港の端まで走り、チェックイン手続きをした。係員は時計を見ながらどこかへ電話をして確認をしていたが何とか手続きできるようだ。「もっと早く来てください」と言葉には出されなかったがそんな表情が突き刺さった。
 さて搭乗券を受け取り、出国、ボディチェックを受けて搭乗口へ走った。
搭乗券に記されている時間までチェックイン手続きから10分しかなかった。
幸いにもこの日の浦東空港は空いていたのでかなりスムーズに手続きを済ますことができた。これが混んでいる時期だったと思うとぞっとする。
当然、免税店で買い物をする時間なぞなく、急いで登場口まで走った。しかしこれも運が悪いのかまたまた端っこの25番である。朝から走り通しである。
 何とか搭乗開始時刻に間に合った。
時間のないときはバスより列車である。今回つくずくそう思った。






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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で営業職に日々悪戦苦闘中。


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