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上海ワルツNEW



2008年06月05日 最近の朝の活力はクライバーの田園


私はどちらかというと寝起きが悪く、目が最初に覚めてから実際に体を動かせるようになるまで30分くらいかかる。気合の問題かもしれないが、とにかく毎朝そんな感じで起きている。目が覚めてから20分くらいうだうだしてから、脳に刺激を与えておきようと音楽をかけたりTVをつけたりして耳からの刺激を追加する。

そんな最近の朝のBGMの習慣のブームはカルロスクライバーの指揮するベートーベンの「田園」である。「田園」のCDは何枚か持っているがこの朝のBGMに使うにはクライバーの指揮のものでなくてはならない。
この演奏、「田園」は珍しく第一楽章がかなりアグレッシッブな前のめりなリズムで、元気がふつふつ沸いてくるような感覚にさせてくれる。他の指揮者だと田園ののどかな風景の描写が優先してしまい確かに心地よい演奏はたくさんあるのだが、疲れている体を元気にさせてくれるような演奏ではない。どちらかというとそのまま会社を休んでしまいたいようなリラックス目的のBGMになってしまう。
 ベートーベンの交響曲は全体的にココロを元気にする活力があるというが、自分の中で「田園」は若干例外的に感じていた。
しかしクライバーのこの演奏を聞くようになってから、最近仕事に対するココロの活力が回復したように思う。音楽の力って改めて凄いなぁと思う。


 そういえば中国の音楽番組は最近でこそ、放送で流される曲のレパートリーが少し拡がってきたがやはりベートーベンが主流である。かつて日本が高度経済成長期にそうであったっように、有名な大学教授などにベートーベンを語らせるといったスタイルの番組が結構多い。行動経済成長を続けている中国にはやはりベートーベンのリズムが似合うのかなと思ってしまう。
 中国に来る直前にはマーラーやブルックナーばかり聞いていた自分が、今再びベートーベンに回帰している事とも全く無関係でないような気がする。







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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で営業職に日々悪戦苦闘中。


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