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2008年05月26日 噂の北朝鮮レストラン「平壌妙香館」に行ってきた


日本食レストランの多い洛城広場にあり、一度訪れたいと思いつつも、なかなかいろんな意味で敷居が高かった北朝鮮系のレストラン「平壌妙香館」に初めて行ってきた。
日本では口に出すことさえちょっとためらわれる北朝鮮の名前だが、ここ中国では国家間の関係が比較的良好なこともあって、結構普通に北朝鮮系の店が存在する。
この店の存在は今の家から近いこともあって当初から気にはなっていたのだが、やはり、日本人として北朝鮮の名前に若干アレルギーがあったのと、予算の目安が分からなかったので足を踏み入れずにいた。
しかし、最近この店の予算は一人150元前後だということを聞きつけて、ちょっと安心感を感じたので友人を誘っていってみることにした。賑やかな洛城広場にありながらも、3階という位置がさらに敷居の高さを手伝っていたように思う。
店の中へ入ってみると白木を基調とした明るい空間が広がっており、少なくとも不潔感などの抵抗感は全くない。椅子席もあったが朝鮮の文化っぽい、オンドル的な座敷を選択した。
 メニューを見ると一般的な韓国料理のメニューの構成とあまり変わらないが値段は総じて若干高め、炒め物で約50元前後、中には一品400元近くの料理もあったが今回はそんな予算ではないので、春雨の炒め物や海鮮チジミなど一般的なメニューを注文した。


 肝心の味はというと、韓国料理の洗練された料理というより若干素朴な味わいがした。特にキムチは日本の浅漬かりのもと違い、十分発酵しており酸味が利いていてとてもおいしい。日本のキムチになれた友人は酸味の強いキムチに抵抗感があったようだが、私は断然この味が好きである。
 さらに今回メインディッシュとしてジャガイモのスープ「カムジャタン」を頼んでみた。本来冬のメニューだと思うが、おいしそうなので注文してみた。いわゆる味噌チゲのジャガイモ鍋で、朝鮮半島にはどこにでもあるようだが、これがいわゆる南の韓国料理との違いなのか、味噌の味が素朴でとてもおいしい。人によっては抵抗感のある癖かも知れないが、私は気に入った。キムチチゲと違い、ぴりぴりとした辛味は抑えられており、味噌の原料である大豆の甘みがうまくにじみ出ている。分かりやすく言うと納豆の粒の甘みと言ったら分かりやすいだろうか?実はこれは、冗談でもなんでもなく、日本のキムチチゲにほんの少し納豆をいれると本場の味に近づくということをテレビで実験したのを見たこともある。成分がかなり近いのだそうだ。スープがおいしいので味がしみこんでいる豚肉やジャガイモもおいしい。私はあまりにもこの味を気に入ってパクパク食べていたら、さすが冬の料理、唐辛子による発汗作用により汗がだらだらになってしまった。 





 さてさて、もう一つのこの店のウリの一つ、店の服務員による音楽ショーが始まった。歌っている女の子はみな可愛い。いわゆるいつぞやの美女応援団のような雰囲気をである。中国語の歌があったかどうか定かではないが、朝鮮の民謡や歌謡曲っぽいものをかわるがわる演奏していた。皆それぞれ芸達者で歌と楽器の双方をこなしている。恐らく朝鮮国内で容姿と演奏能力で選抜されてきているのだろう。そういう子たちがついでに店の服務員をやっているのと考えて間違いない。
 ひとりテレサテンの「つぐない」を日本語で歌った子もいたがそこらへんのカラオケ小姐よりはよっぽど上手なような気がする。特にこの店の服務員は日本人対応を意識してか日本語の教育も受けているようである。出身地を聞いたらみな平壌と言っていた。同じハングルベースでも朝鮮族が日本語ができるのとちょっと事情が違うから、これは営業用に覚えたものであろう。 
まあ今まで敷居が高かったこの店であるが、とりあえず一歩目を踏み入れてみて、この店の味と、自身ハングルの勉強をしている上での興味と、可愛い服務員にまた会いたいというオジサン心も含めてまた訪れたい気にはなったが、背後にある国情を考えると結構複雑な心境である。ランチもあるそうだからとりあえずランチにはもう一度来てみようかと思っている。



平壌妙香館
虹橋路1665号 洛城広場 021-6295-1355
場所はここ






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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で営業職に日々悪戦苦闘中。


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