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上海ワルツNEW



2008年04月14日 日本語標記のない日系メーカのデジカメ
先日どうやら、デジカメを失くしたか盗まれたらしく、行方不明になってしまった。
個人的には急ぐ必要も無く、出費も嵩むので購入は避けたかったが、仕事の都合上、デジカメがないと何かと不便なので買うことにした。
 日本の友人に頼んで買ってきてもらうことも考えたが、ネットで価格を調べたところ中国で買うのと大差ないというか、円高の影響もあるので同一商品だと中国の方が比較的安く感じられた。なので結局上海で買うことにした。
 PCがSONYで、以前使っていたデジカメもSONY製なのでメモリースティックの使い勝手も考えてやはり今回もSONYを探していたところに、ちょうど中国戦略モデルっぽい、シンプルな機能のかなり安い新商品が出ていたので迷わず買った。1000元ちょっとである。
で家に帰って開封してみると全て中国語の説明書である。まあこれは仕方ない話であるが、デジカメの言語設定を見てちょっと驚いた。英語中国語は当然としてもハングルからアラビア文字まで含まれているのに日本語標記はなかったのである。日系メーカーのSONYであるにも関わらずである。 これはどういうことであろうか?
 

あくまで推測だが、このカメラには動画撮影機能もついているので、動画の出力信号の違いであろう。つまり日本はNTSCという再生方式だが、世界の多くは中国と同じPALである。ここは中国であるのでPAL方式で再生されることを前提に販売されているのでNTSC方式である日本では基本的に販売される予定がないので日本語標記がないのである。
 必要のない無駄な機能が省略されているということである。
今回以前の機種とほとんど同じ機能のようで特別難しい中国語でもない限り使い勝手に不便することはなさそうだが、やはり日本語標記はあって欲しい
 企業側の理屈は理屈として分かったが、上海をはじめ中国には日本人も大勢住んでいてしかも日本メーカなのだから、販売場所の再生条件に関わらずやっぱり日本語標記も加えて欲しいというのはわがままなのだろうか?







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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で営業職に日々悪戦苦闘中。


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