先日やらなければならない仕事があるのに、どうしても眠いというか頭がボーっとして作業が手に付かないときがあった。
そんなときはコーヒーを何杯飲んでも駄目である。多少目が冴えているのかもしれないが、普段から飲みすぎている自分には耐性が出来ており(いやだなぁ)、すでにあまり効かなくなってきている。
こんな時、実は効果的なのは音楽を聴くことである。
歳を重ねてくると体力もさることながら、実は衰えているのは気力のほうだったりする。そこでまず物理的な眠気覚ましより気力を回復することを優先させることを考えるのである。つまり音楽によって気持ちの内側から体を覚醒させる。
音楽を心に聞かせて気持ちを揺さぶり、心が反応すればもうこっちのもの。
あとは音楽に心を委ねて気持ちをシンクロさせていけばいい。それにより驚くほどの効果が現れ体全体が目覚めてくる。
先日もコーヒーではどうにもならなくなっていたときに、やはりヘッドフォンで音楽を聴き始めた。
するとばっちり効果覿面で、気力が見る見る回復し、そこから2時間も集中し続けて仕事をすることが出来た。お陰でその日の仕事も無事終わった。
元々音楽好きの自分とはいえ、改めて音楽の、そして人間の心の凄いパワーに驚かされた。
「病は気から」という言葉があるとおり、実は「体は気から」エネルギーを獲得するのだと思う。そんなとき有効なのがやはり「音楽を聴くこと」のようだ。
ただし目覚ましの音楽だからといって決して激しい曲である必要は無く、心を開ける本人の好きな音楽であることが重要だと思われる。
今後は眠気覚ましにはまず音楽を聴く、それはきっとコーヒーより体にも優しい。
でもこの手法、実は職場ではなかなか使いづらい、うーん残念だ(笑)