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2008年10月24日 名刺の広告効果
 最近、名刺のデザインをリニューアルし自分の会社の事業を名刺の裏に並べたら途端に忙しくなった。
 まあ忙しくなったのは名刺のせいではないと思うが、少なくとも日本人同士の単なる集まりのときに、いちいち自分の会社を説明せずとも良くなった。
 以前は名刺を渡しても「何をやっている会社ですか?」と聞かれてちょっと悲しかったものである。
 もちろん、正式にビジネスとして成立させるまで持っていくには、きちんと会社紹介の資料を持っていく必要があるのだが、その取っ掛かりのための「ミニ会社紹介」としての名刺の威力は絶大である。
 ただし、今回変えたのは主に裏面だけで、表面はまだ素直すぎるデザインのような感じで、まだまだインパクトが弱い気がしている。
 基本的に会社の中で名刺を大量に消費するのは私だけなので、デザインの変更に関してはかなりわがままがきき、従って次回の再印刷の前にさらなるインパクトを求めてデザインの変更をしようかと考えている。
 名刺も一つの広告としてとらえ、できれば会社の説明を一言も発しなくても会社のことを理解してもらえることが理想である。
 そんな名刺になんとか挑戦したい。


2008年10月23日 中国上陸2周年記念日
 今日でちょうど中国上陸2周年となりました。初中国旅行も含めてもほぼ3周年。
 3年前、中国人とお見合いするような状況になろうとは想像だにしなかった。
 (但し当時は一つの恋にはじけていた)
 2年前、成田で両親に見送られ、浦東についた日の事を思い出す。
 蘇州の会社に一旦就職したので、あの日はそのまま蘇州に向かって、着いたのが夜の9時前後。そして会社の寮だといわれて案内された部屋にベッド以外のものが何にも無くてショックを受けたのをよく覚えている。
 結局その会社のいい加減さがわかり、いろいろな諸事情もあって去年の夏に今の会社に移り1年以上経過。
 その間確実に歳は取っているはずなのだが、体は日本にいたときよりは良く動けるようになっていると思う。
 痩せたかどうかは体重計のみが知っているが日本にいたときのようなストレスはない。
 思ったように結果を出せず、現地採用の安月給生活にも苦しんではいるが、こんな状況にも気持ちは驚くほど前向きだ。
 これからもずっと「上海でねばる」つもりである。次の目標は結婚のためにマンションの購入か??



2008年10月23日 こんな日に限って浦東へ
私は雨が基本的に苦手だ。雨というより湿度が高い天気が駄目なのだ。
今日は朝から雨模様、というか湿度が異様に高い。
こんな日に限って外出しなければならばならない。
地下鉄、バス、どれを使っても蒸し暑い。タクシーを使うという手もあるが、気温が低いと運転手はエアコンを使いたがらない。
窓を開ければいささか涼しいが、結局湿度からは逃れられない。
仕方ないのでタオルで顔を拭き拭き浦東へ行く。
こんな日に限って。。。


2008年10月22日 韓国料理食べ歩き 平壌妙香館でプルコギ定食
韓国料理と書きながら、北朝鮮の店だったりするのだが、同じ朝鮮半島ということでご勘弁願いたい。

このお店、ご存知の通り北朝鮮直営のお店として有名で、以前も訪れたときに気に入ったのでまた来ようと思っていたのだが、何故かオリンピック期間中は店を閉めていたので来ることができなかった。
 ただ、店の場所が家に帰る路上にあり、お店の女の子には良く会うのですっかり顔見知りになっていたので、オリンピック終了後にお店が再開していたことは彼女たちに聞いて知っていた。ただ、なかなかタイミングが合わず訪れるタイミングを見つけられずにいて前回から何ヶ月も空いてしまった。

 で、ようやく先日タイミングを見つけ再訪問してきた。
 この日はランチだったので一人で訪れてしまったが、昼というのに周りは4~5人以上の団体さんだらけである。ここで一人で食べるのはちょっとさびしいかもしれない。昼だと3割引になる券を外で配っていたりするので、夜のメニューを昼に食べるのであればちょっとお得だが残念ながらランチメニューには使えないず、通常メニューは一人にとっては多すぎるので、結局定食を選択せざるを得ない。


 まあこのお店、韓国料理的な刺激を求めていくと、料理の田舎っぽさにがっかりしてしまう面もあるのだが、その田舎っぽさが好きな自分にとっては好ましいバランスではある。
 この日食べたのはプルコギ(焼肉)定食(40元)である。
 写真のように、日本料理店の定食のような形でお盆にのって、ご飯と同じさらに肉がのって出てくる。肉はほどほどの味加減で、韓国料理の辛さはなくまあ特別褒めるほど美味しいというわけでもないのだが、まずいわけでもない。
 ただ、通常メニューに比べると若干迫力不足なところは否めない。
 やはりこのお店でお昼を食べるときは3割引券を使って大勢で通常メニューを食べるというのが正解のようである。
 ただ服務員たちの笑顔が、大事なこのお店の要素であるのでその点も含めて言うとこのランチ定食でも全然不満はない。気取らずリラックスして食べられるのがこの店の料理と雰囲気の良さである。

平壌妙香館
虹橋路1665号 洛城広場 021-6295-1355
場所はここ


2008年10月21日 ちょっと嬉しかったこと
最近毎朝、会社の近くの肉まんやで朝食を買うようになったのだが、そのお店で先日ちょっとうれしいことがあった。
 普通の中国人たちは、前に待っている人がいようとも、構わずまず自分の注文を言うだが、お行儀よく育てられてしまった我々日本人には順番をきちんと守って、自分の番が来てから注文をするという癖が身についている。
 当然といえば当然のマナーだが、中国にいるとそれは当然ではないので、後から来た中国人に順番を掻っ攫われて先に買われてしまうことが多々ある。
 悔しいが、競争社会の中国であるので、それに一一腹を立ててもしょうがないといつも自分を納得させてきた。
 この日もやはりお行儀よく順番を守って自分の番を待っていた。そして自分の番が来て注文を言おうと瞬間に、なんと脇からすっと入ってきたおじさんが注文を先に言ってしまった。

 あ、またやられた!と思ったが、そのときである。

 次の瞬間、店の店主は私に注文はと尋ねてくれた。なんとこのお店の店主は順番を守る客を大切にしてくれたのである。
 些細なことであるが、私にはそれがちょっとうれしく、少し感動してしまった。



 今までこういうお店の中国人に対するイメージは、がさつなイメージしかなかったが、こういうことがあると中国も少し変わってきたのかなと、その変化を感じずにはいられない。
 こんな変化を見られることが中国にいる日本人としてちょっと嬉しくもある。



2008年10月21日 理想の結婚
またもや昔の作品で連発ですが、まあ、お見合い記念ということで発表します。

「理想の結婚」

折角夫婦なのだから一つの仕事を一緒にやりたい。
「ただいま」「お帰り」じゃなくていつも一緒にいられるほうがいい。
毎日飽きる程顔をみれば、ちょっとの変化に気づいてあげられる…
各々が別々に苦労して支えあうのではなくて、二人で苦労して二人で笑いたい。
二人が力を合わせて稼いだお金に誰にも文句を言わせたくはないから…

折角夫婦なのだから大皿の料理を二人でつついて食べたい。
相手の好きなもの、苦手なもの、食べる早さに食べる量、
毎回お互いの様子を気にしながら食事ができるから。
きっと料理にも無駄が少なくなるし、洗いものも減って合理的だよね?
もちろん作るのも片方付けも一緒がいい…


折角夫婦なのだから子供の面倒は一緒に見たい。
親が親の人生を生きる中で子が生まれ、その子が育つ、そんな当たり前のことを伝えたい。
子供には、父親だからとか母親だからとかそんなわけ隔てなく親が親として、
人が人として生きる姿の背中を見せたい。
子供にとって親はほかにいないのだから…

折角夫婦なのだから遠慮せず喧嘩したい。
別々の環境で育った人間が一緒に暮らすのだから意見が違って当たり前。
腹に溜めて無口になるより言いたいことは言ったほうがいい。
相手に気持ちが伝えられるし、相手の言い分も理解してあげられるから。
あとで言い過ぎたなと、相手を気遣って反省できればいいのだから…


折角夫婦なのだから二人で旅行がしたい。
外国とか冒険とかそんな大それた旅行でなくてもいいから、
見たもの聞いたもの食べたもの、あとでまた思い出して語り合いたい。
二人だから乗り越えられる旅があるはずだから…

折角夫婦なのだからできれば一緒に長生きがしたい。
二人で生きた時間が人生の全てであるような生き方がしたい。
自分が先に逝くときは、相手の目を見ながら目を閉じたい。
相手が先に逝くときは、人目をはばからず相手に染まって泣きたい。
やっぱりお墓も一緒がいい…

それが理想の結婚、私はまだ独身 。




2008年10月21日 スペイン紀行
昔の作品を恥ずかしげも無く載せてみました(笑)


「スペイン紀行」         

「それはとてもラッキィね」と帰りに立寄った香港の友人が言った。

バルセロナで押し込められたオンボロの部屋、そこが正規の客室ではないことはすぐに分かったのだが、さんざん歩き回っても宿が見つからなかったので、仕方なくそこに泊まった。翌朝の観光案内所の話だとその晩はどこも満室で仕方なく隣町へ宿泊した人もいたらしい。

湿気の多い部屋から逃れるように飛びこんだセビリアの町でも宿探しは困難を極めた。こうなると自分がジプシーである。安宿をようやく見つけ、レストランのテラスでビールを飲みながら聞いた、流しの歌とギターは心に効いた。



切符売り場が分からずウロウロしていたマドリッドの闘牛場で、ダフ屋がタダでくれた3階席は、6月のスペインの強烈な日差しを浴びながら、酔っ払いがヤジを飛ばす席だった。

「サッカーでも美術館でもなく、ただそこにあるスペインを見て歩きたい」とグラナダで知り合ったドイツ人に、スペインに来た目的を語ってみた。

フィリヒリアナの白い村、ガウディの建築物、何処までも広がる向日葵畑、枠のない絵葉書がそこここにあった。ただ現代的なフラメンコからはシェリー酒の香りがしなかった。

やはり「ラッキィ」だったのかも知れない。私は「そうだよ、やっぱり地球は歩かなきゃ」と答え、パリで見たモナリザを思い出した。





関連ページ旅行関連情報

2008年10月20日 鉢植えの花を買った。
なんとなく理由も無いのだが、花を買ってみたくなり、買ってみた。
近所の花屋の店先に並んでいた鉢植えの花で、20元だった。

正直なところ名前も良くわからないし育て方もわからない。
これから花の名前を調べて、育て方も調べなければばらない。
でも何となく気に入ったので買ってしまった。

こんな鉢一つであるが、雑然とした空間に少しだけ潤いが生まれたような気もする。
もしかするとお見合いなんぞしたことが、自分の心境に影響を与えているのかもしれない。

とりあえず枯らさないよう頑張ってみたい。


2008年10月19日 お見合いその後
 結局先週のお見合いの後、私自身の気持ちの中で、まだまだ言葉の壁などの問題で多少悩んでいる面はあるが、彼女の印象という意味では、少なくとも今の時点で否定しまう理由は無く、とりあえず手さぐり的ではあるが前向きに進んでもいいのかなと考えた。
 で「この後どうなるかわからないけど今はこの縁を大事にしていこうと思っている」というような趣旨のメールをお見合いの翌日に相手に送った。
 どうやらこちらのお見合いの場合、紹介者が登場するのは本当に最初だけで、その後紹介してくれた大家さんが「その後連絡取ってる?」との質問が一回あっただけであまり介入してこない模様だ。
 少なくとも日本のお見合いのように紹介者同士で「この話は無かったことにしてください」というのは今のところ無い(笑)
 但し、彼女からも私が送ったメールに関して「わかりました」と電話で答えてくれてくれたものの、それ以外の目立った反応はない。まあ会って一週間も経っていないのだから当然といえば当然だ。
 結局お見合い以後、一応 毎日メールのやり取りは発生しているのだが、なんだかんだお互い仕事が終わるのが遅く、夜はお互い疲れきっているので電話もままならない。


 ちょっともどかしい気もするが 裏返してみればこんな状況でもメールのやり取りは続いているし、来週末には会う約束は取り付けられたので、悲観するほどマイナスの状況でもないような気もする。
 まあ男女の縁の話であるので、いつ急にどちらかが限界を感じて諦める状況になるかわからないが、そうはいってもそれを折り込んだ上で、前に進んでみないと結論も見えてこないし、一生のことなのでゆっくり結論を出すのは当然かなとも思う。
 ある意味いますぐ進展しないのは、中国語力に自信が無い自分にとっては勉強のための時間稼ぎには好都合という言い方もできなくはない。
 もしかすると数ヶ月はこのままの状態が続くかも知れないが、焦らずゆっくり話をしてみて、互いの理解を深めていくのも悪くはない。
これが中国のお見合いでの、その後の今のところである。


2008年10月19日 翻訳者の質 翻訳の質
昨日、翻訳会社の方の話を聞くことが出来た。
翻訳というのは、元々依頼者自身がは出来ないから翻訳会社に頼む仕事なので、他の仕事と違って成果物の質を依頼者が推し量ることができない特殊な業務であるとのことだ。
 もちろん、日本人が中国語の原文を日本語に訳してくれと頼んだときは、出来上がった訳文の日本語文章としての質というものは見ることが出来るが、本当に原文の意図を正しく訳しているかどうかはわからないのである。
 逆に日本語から中国語への翻訳を頼んだときも、出来上がってきた中国語を依頼者が正しく読み取れれば別だが、たいていは中国語を理解できないから依頼してくるのが普通なので、結局は質が高いものかどうか判断できないのである。
 さらには専門用語のばんばん飛び交う技術関係の翻訳では、ネイティブが母国語の文章の原文を理解することさえ一つの大変な作業である。なるべくその分野に精通した専門家に翻訳を依頼するのが普通であるのだが、その専門家が本当にその内容に精通しているかどうかは本当のところ完全に推し量ることが出来ない。肩書きや登録時のテストを通じて判断するほか無いのである。


 さらにはネィティブだからといって、母国語の文章の理解力や文章作成が上手とは限らないのである。上海のフリーペーパーの日本語の文章を見ても、ちょっとひどいなと思うようなことがままある。主述関係がぐちゃぐちゃで何をいっているのかわからない文章が多いのである。
 悲しいことに文章というのは、下手な文章というのはすぐに目に付くのだが、質の高い文章であればあるほど、読んでいるときに引っ掛かりがないのでその文章の質の高さに気がつきにくく、上手な人に評価を上げるのが非常に難しいらしい。
 このように翻訳関係、言語関係の仕事というのは定量的なものさしを持てない分、その質を維持向上させていくのは大変難しいとのことだ。
 故に学生アルバイトを使った質の低い翻訳会社も多数存在し、内容によってはそれで質的に足りてしまう場合もあるのだが、高い質をめざす会社にとってはどうやってその質の高さをアピールするかが難しい問題のようである。




プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

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