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2012年03月21日 危うい?中国の医療器具
 今回手術で入院した時、待遇や設備という面で言えば中国で入院していてもそれほど不安は感じなかったが、では「中国医療」全体について全く不安を感じなかったかというと、実はそうではない面がやはりあった。

 一番不安を感じたのは医療器具の点である。

 それは、点滴を受けていた時の事だったが、点滴チューブについている調節弁で点滴速度を調整しようとしてもうまく調節できなかった時があった。

 かつて20年ほど前に日本で入院した時や中国で下痢で点滴を受けた時はこの調節弁で点滴速度を調節できたはずなのだが、どうも今回の調節弁はうまく機能しない。

 たまたまこのチューブの調節弁だけ出来が悪いのか、中国では総じてこうなのか分からないが、とにかくこの時の調節弁は微妙な調節が出来るものではなかった。

 まあこれにより気分が悪くなるなど不便はなかったので特に気にすることもなかったが、本来医療に「たまたま」は許されず、これで気分が悪くなったら怖いものがある。

 何となくこういった医療器具にも日中の文房具の差ような精度の差を感じずにはいられなかったのである。

 さらに今回私につかわれていた点滴針には逆流防止弁がついていなかったようだった。

 まあこのこと自体は調べてみると、イコール欠陥医療器具ということには全くならず、特別な条件の点滴ではない限り逆流防止弁の採用は必須ではなく、例え点滴が終わって逆流しても何時間も放置しない限り心配するようなことはでもないようである。

 しかしそうはいっても、少なくとも過去に点滴を受けた病院では全て逆流防止弁が採用されていた気がするので、今回点滴中にトイレに動いた時に、チューブに血が逆流しているのを見てちょっと焦ったのを覚えている。

 物の考え方の基本として常に万が一の事を考える日本人としては、この逆流防止弁はあるととても安心なのだが、医療的に必須でない部分にはコストがかかってないという面が何となく中国的医療器具事情の象徴に見えてしまうのである。

 もちろん日本だって100%逆流防止弁が使われているわけじゃないようだが、今回VIP病室なのに?てことを考えると、病院全体で採用していないということが容易に推測できて、やはり中国的判断なのかなと感じずにはいられないのである。

 まあ今回の件は、エアバッグをつけた安全装備の車に慣れてしまうとエアバッグなしの車が危険に見えてしまうという程度の事で、イタズラに中国医療に不安を感じてもいけないのかもしれない。

 しかし今回入院中に見たニュースで「注射針の使い回しで肝炎の集団感染」などという見出しを目にしてしまうと、この国の医療の水準の常識はいったいどこにあるのか不安にならざるを得ない面は確かにあり、今回の医療器具がその安全意識の象徴であるような気がしてしまったのである。
 








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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

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