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黄砂の咳

 ここのところ、自分の健康にとってあまりよくない状況が続いているが、今度は咳の発作のようなものが頻繁に起きるようになった。
 風邪かなという推測もあるが、咳以外の症状はあまりなく、実は毎年この時期に同じ症状で結構苦しんでいるので、私の咳は「黄砂の咳」ではないかという推測をしている。
 黄砂はご存知の通り、春先から初夏にかけて黄河上流の中国内陸部のゴビ砂漠やタクラマカン砂漠などから飛んでくる砂の粒子で、中国はおろか日本へも影響のある気象現象となっている。
 黄砂を吸い込むと、喘息と同じような発作が起きるとされ、空咳が出て、気管支が炎症を起こしたりして苦しいとされる。
 3月〜5月がピークとされ、特に多いのが4月といわれるので、まさに私のこの状況にぴったりで、症状もあてはまる。
 ゆえに、どうもここ数日の苦しい咳は黄砂が原因のようなのである。

で、どう対処するかだが、基本的には花粉症などのアレルギー対策と同様の防御策が基本となるようだ。
 風邪ではないので、風邪薬などの対処ではうまくいかないのである。
 私の場合、アレルギー反応を防ぐ抗ヒスタミン薬を飲むと症状が緩和されるようなので、まずはこの薬を飲むことにした。
 さらに、ムコダインなどといった痰キレを良くする薬で、体内から黄砂を出す処置をすることで、だいぶ回復に向かっている気がする。
 とりあえず、自分としてはこの処置だけで、しばらく様子を見てみることにした。  
 人によっては、黄砂はもっと悪質だからこれでは不足だという説もあるようだが、黄砂が原因ならばあまり複雑な処置は逆に体に悪いという気がしている。
 そう考えれば下手な病院に行って下手な処方されてしまうと症状が悪化しそうなきがしており、こういった原因がほぼ特定されている症状の場合は、うかつに医師にはかかわらないほうが安全だと考えている。

病気するとわかる上海の空気

 今回、発熱のほうはだいぶ収まったが、まだ気管支の炎症の方は収まらず咳は止まっていなくて、体が重い感じはまだ続いている。

 こんな中、食べものの調達にほんのわずか外出してみたのだが、こんな体調の時に外出すると、上海の空気の悪さを知らされるというか直面させられる。

上海の工事現場

上海の工事現場

 健康な時には大して気にならない空気の悪さが、敏感に分かってしまうのである。
 どうも呼吸が躊躇われるし、空気を吸い込みたくない気分になる。
 こういった悪い空気を吸うと喉を刺激して咳込んでしまうからである。

 そして上海の空気をさらに悪化せしめているのが喫煙者の吸うたばこの多さである。

 外を歩いている時に喫煙者の吸ったタバコの煙、いわゆる副流煙を鼻や口が感じ取った途端にむせかえてしまう。
 例えそばに喫煙者がいないような場所でもどこから漂ってきたタバコの煙を鼻や口が見つけてしまうのだ。
 
 日本の場合はほとんどの場所が禁煙となり、さらに喫煙者が吸っているタバコはタールの低い軽いタバコが多いため、万が一タバコの匂いを感じ取ってもむせ返るようなことはほとんどないのだが、中国の喫煙者は未だにそこここで強烈なタバコを吸い続けている。
 上海にも禁煙条例は確かにできたが、それは分煙が少し進んだだけの程度で禁煙者が増えたわけではない。いまだ喫煙大国である。

 病気をした人には辛い世界である。

 健康な時には気にならない空気でも、病気をしたりこれから歳を経ていくことを考えれば上海の空気はちょっと辛いなぁと思う今日この頃である。