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上海蟹を食べに行く計画

 いつも参加する山形県人会で陽澄湖へ上海蟹を食べに行く計画が勃発した。
まあいつも最大20人程度のメンバーなのでそんなに大所帯にはならないであろうとは思うが、それでも自主企画となるとちょっとした大事である。

 食事代は現地で精算するとして、蟹を二杯で100元前後と普通の食事代が70~80元以内くらいであろうか。

上海蟹

上海蟹

 最大の問題は足をどう確保しどの程度の金額に抑えるかが一番の悩みどころである。

 車をうまくチャーターすれば足代が一人100元程度で収まるのではないかというのが今のところの目算であるが団体行動は人数の確定が一番の悩みどころである。
 まあ結果として一人300元程度に抑えれば御の字であるが果たしてどうか?

 予定の11月末は恐らく雄が一番おいしいころである。

上海から程近い田舎「東余」

中国にはお盆という習慣が無いのか、日本で言うこのお盆の時期に法律上の休みは無い。
従って、今年も帰省せず上海に残って仕事をしていたのだが、何となくこの時期になると毎年の習慣からか帰省願望がムズムズしてくる。
そんなときに、中国人の友人が田舎のおじいさんのお見舞いに行く言うので、厚かましくもお邪魔させてもらうことにした。
というか、本当はぶらっと南通の町に出かけたつもりだったのだが、旅先にその友人に連絡をとったときに、実は田舎に来てるんだということを聞き、よかったらおいでよといわれて行ってしまったのが経緯である。

 東余は上海からの直通バスだと約3時間半、南通からでも約2時間かかる崇明島の北側にある小さな集落である。行政区域的には通州市の中になるらしい。

東余に夜になって到着

東余に夜になって到着

土曜日についたのが夜7時すぎだったため辺りは真っ暗だった。集落の真ん中の大通りの脇にはスーパーが何件かあったが、もうほとんど閉店する直前のようだ。
 友人の老家は、何の飾り気もない家であるが広々といて居心地がよい空間だった。冷房はなく、天井のファンだけが唯一の避暑設備であるが、これがなかなか心地よく暑さも和らぐ。

先方の東余の家

先方の東余の家

先方の東余の家-2

先方の東余の家-2

ただ、なんとこの日は水道が断水していて入浴ができず、別のところで組んできた水でタオルを絞り、それで体を拭くだけといった不便な状況になってしまったのだが、さすがに普段はこういうことはこの村でも少ないらしい。
 トイレも本来水洗なのだがバケツで水を流すという状況だった。夜、戸は閉めたようだが、鍵は開け放しでさすが平和な農村といった感じで平和である。まあ盗まれそうなものもほとんど無いのだが。。。
 

東余の田園風景

東余の田園風景

東余の田園風景

東余の田園風景

翌朝、改めて明るい中で風景を見直してみたが部屋の中と外の光のコントラストもとっても美しい。付近の緑の田園風景もとても心地よい。
今年は自分の田舎に帰れなかったが、とりあえずここで過ごした二日は自分の田舎に帰った気分でだいぶリフレッシュできた。

東余の裏路地

東余の裏路地

東余のメインストリート

東余のメインストリート

 東余自体は普通の観光客におススメできるような場所では決して無いが、中国の田舎も日本の田舎も本質的にはほとんど同じであることを改めて実感できるので、もし周囲にそういう友人がいたら一緒に出かけてみるのも良いかもしれない。

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無錫日帰り観光 B級スポットあれこれ

今回も別の中国人の友達の野暮用につきあい、ついでの観光として無錫を訪れた。
 まあ通訳付観光と思って喜んで行ったのにもかかわらず、相手のほうが方向音痴で結局自分が引っ張る形の観光となってしまった。
無錫の観光といえば太湖が有名なのだが、今回は時間とお金がないので無錫の中心部をうろうろの観光になったのだがそれでもなかなか楽しめた。

崇安寺歩行街区

崇安寺歩行街区

①無錫の繁華街 崇安寺歩行街区
 恐らくここが無錫一の繁華街、無錫の駅からも歩いて15分くらいでいける。地下街もあったりして、なかなか狭い通りに小吃や麺のローカルな小さい店が密集していて、そうかとおもえばマクドナルドやケンタッキー、そして無錫の小篭包で有名な王興記などもあり、無錫の食を凝縮したような空間である
写真の場所はここ

無錫の屋台

無錫の屋台

②二泉映月のレリーフと二胡を弾く人の像
友達によると中国でとっても有名な歌らしく、知らなかった自分が恥ずかしいのだが、その楽譜を彫ったレリーフと、二胡を弾く像はとっても気に入りました。

二泉映月のレリーフ

二泉映月のレリーフ

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③西蠡湖
 太湖に付随する小さな湖。水面は繋がっているが、景色的には完全に遮られている。太湖が大観光スポットに対してこちらはどちらかというと市民の憩いの場という雰囲気だ。
 それでも上海にはないような風光明媚さで我々B級旅行社には十分な観光スポットであり十分心が和む風景だった。市内からタクシーで25元、15分ほど。

西蠡湖

西蠡湖

④新世界国際紡績服飾城
 時間があったため、仰々しい名前に釣られバスの終点となっているここを興味本位で訪れてみた。行ってみると名前に違わず市内から遠く離れた畑の中に忽然と存在する巨大な服飾専門のショッピングモールであった。
但し行った時期が春節であるからなのか、まだ全体が整備されていないのか、一店舗も開店していなくまるでゴーストタウンのようだった。機会があれば開店しているときにもう一度来て見たいと思ったが、無錫辺りの人口規模でこれだけ巨大な服飾だけの巨大ショッピングモールが機能するのか、採算がとれるのか甚だ疑問である。とにかく中国人はやることが一々でかい。場所はバスターミナル東駅のそば。駅からバスも28番など何系統か出ているようだ。バスだと30分くらいかかる。

新世界国際紡績服飾城

新世界国際紡績服飾城

⑤南禅寺と無錫の小龍包
 ここをB級スポットと呼んでしまうには申し訳ないほど普通の観光地になっているお寺である。周囲には小さなお店がたくさんあり買い物が楽しめる
 行った日には写真のような子供用の面白い遊戯施設が置かれ、楽しめる空間となっていた。ここの門の脇にあった店の小龍包は格別で、これぞ無錫の小龍包なんだなと味を堪能させていただきました。

無錫の小龍包

無錫の小龍包

揚州きまぐれ旅3(帰りのバスの風景)

帰りはもう二度と件のフェリーには乗るまいと誓っていたので、時間的に一番楽なバスを選択することにした。市内の南側のバスターミナルから上海まで67元で約4時間弱。
若干値段が高いが鉄道で帰るよりは楽チンのような気がした。
 実は揚州には汽車東駅というもう一つのバスターミナルもあって、こちらの方が市内に近くどちらから乗るか迷っていたのだが、ネットで情報が拾えなかったので、安全策をとって揚州汽車駅から乗った。が、乗車してみて分かったのだが、私の乗ったバスはなんと東駅を経由して上海に向かうバスだった。しかもどうやら東駅から乗ったほうが、若干値段が安いらしいということが分かった。ちょっと悔しかったがこれも旅の教訓である。

揚州汽車駅
揚州汽車東駅

 東駅を出発して、このまま上海直通かと思っていたら何故か揚州市内の路上でも停車し、あとから何人かの乗客が乗ってきた。お金を払っている様子もないし、正規のバス停のようでもなかった。彼らはどういう扱いでこのバスに乗っているのだろうか不思議でならなかった。もしや運転手の単なる知り合い?少なくとも日本の常識では理解できない乗客扱いである。
 揚州市を出たあとはさすがに追加乗客もなくなり、バスは快適に飛ばし始めていたが、乗り心地はまだまだである。これはバスに原因があると言うより高速道路の路面の状態がまだまだ良好とは言えないのである。昔に比べればかなりマシになったと言われるが、継ぎはぎの舗装状態は高速走行にはとても危険でもあり、乗り心地にも悪影響を与える。料金所で、車酔いで吐いている子供の姿を見かけてとても気の毒に思った。2~3時間の旅なら我慢も出来るが、それ以上の長距離ならば、まだまだ鉄道の方が快適な気がする。
  長江は江阴大橋を渡った、恐らく現時点では長江最下流の橋ということになろうか?橋が架かっている部分はさすがに川幅が狭かったが、下流側は海のように広がる長江の姿が見えた。

 長江を渡った途端、何故かバスが停車した。何かと思ったら先ほど後から乗ってきたおじさんが高速道路上で降りたのである。こんな特別扱いの是非もさることながら高速道路上でバスを止めて、しかも乗客が高速道路上から歩いて下の道路に下りるなんぞ、危険極まりない。こんな扱いが上海に着くまでに更に2~3回有った。これは正規に認められている下車なのだろうか?少なくとも高速道路上でバスを止めるのは追突の可能性があって危険すぎる。バス乗車時に1元で旅行傷害保険に強制加入さえられていて、死んだら2万元が出ることになっているようだが、そんな保険よりこういうマナー的なものをまずどうにかして欲しい。 それにこういう停車がなければあと30分は早く上海に着けたような気がする。
 さてさて渋滞も無く順調にバスは上海市内にたどり着いたが、バスの切符には行き先が「上海」としか書いていなかったので上海のどこに着くかとても不安であった。
結局上海南駅そばのターミナルに到着したのだが、私にとってここならば家に帰るのに特に不便は無いのだが、浦東に行くバスもあるようで、広い上海でどこに下ろされるか予めわからないというのは大きな問題である。上海に着きさえすればいいというこのような姿勢は、まだまだ乗客に対するサービスの認識が足りない中国である。

江蘇省の車窓風景

江蘇省の車窓風景

 ところで話はずれるが、張家港付近の車窓から見えた民家の鬼瓦がとても珍しい形をしていた。牛の角のように両側から弧を描いて上に伸びている鬼瓦である。
日本で鬼瓦といえば鬼の面があるなどの理由で鬼瓦と呼ばれていたように思うが、こちらは完全に鬼の角のようである。これが上海に向かうに連れ、形がどんどん変化していくのがとても面白かった。地域ごとの風習なのか、それとも政府の指導でこの形になっているのか分からないが、日本人の私にとっては不思議な屋根の形であった。

揚州きまぐれ旅1(揚州浪漫)

広大な長江

長江は対岸が見えない

長江の渡し船乗り場

長江の渡し船乗り場

春節で行くところも無く燻っていたところ、悪友が突然揚州美人を探しに行こうと宣言し、それに付き合うことになった。
 上海から鎮江まで快速列車で3時間。今時はCRHという中国が誇る新幹線ならば1時間半程で着くのだが今回は突然の思いつきの為切符が取れず、まあ急ぐ旅でもないのでのんびり安上がりに39元の硬座の旅となった。
 もちろん鉄道でも直通があり、座ったまま行けないことはないのだが地図上でみれば明らかなように、揚州は長江を挟んで鎮江の対岸にあり、鉄道だと南京経由になるのでかなり遠回りで、さらに友人にはある一つの野望があり鎮江から揚州へ直接渡るルートとなった。その野望とは長江を船で渡ること。なんとロマンチックな友人であろうか?そのロマンスに付き合う私も私で人が良すぎるのだが・・・。
 鎮江駅から揚州へ行くルートの主流は長距離バスなので、我々のように船着場に行くバスは当然市内の路線バスとなる。駅前の道路の向こう側から10番バスにのり渡口に向かう。鎮江は上海に比べるとまだまだ田舎の感が拭えなく、タクシーも立派とは言えない車がほとんどであったので、バス賃も田舎なので安かろうと高をくくっていたが上海と同じ2元であった。

 

長江の渡し船

長江の渡し船

長江の船着き場

長江の船着き場

15分ほど走り、辺りが寂しくなってきたところに船着場はあった。バスを下り人の流れに乗って長江方面に100mほど歩いたところに切符売り場はあり、船賃は3元である。
 船着場はここ
 そばに長江を渡る大きな橋が出来てしまったためであろうか?船の待合所も屋根が付いているだけの気持ちだけの空間で、この日雨は降ってなかったものの風が強く吹きっさらしの中で船を待たされ、さらに船を見て愕然とした。写真のように完全な車専用のフェリーなのである。乗客が待機する専用のスペースなどは全くなく、操舵室周囲のスペースか駐車スペースで乗客は対岸まで待機しなくてはならない。大長江を渡る船なので、雄大な船を想像していたが見事に期待を裏切られてしまった。
 乗客のスペースがないということは、長江の川面を吹きっさらしの状態で渡るということであり、とても寒い。遠くに見えた橋の景色は確かに長江を渡る橋らしく、雄大で美しかったが、同時に恨めしくもあった。ただ長江の幅の狭いところを選んで橋や渡しが設置されているせいか、対岸までの距離は思いのほか近く15分ほどで対岸に着いた。
とうとう揚州である。といってもこの船着場は市内からかなり遠く、周りには何も無い。ここから市内まで交通機関を乗り継がなくてはならない。タクシーの客引きがしつこいが、それを振り切って船から200m程進んだ右側のバス乗り場に到着した。
 

揚州の路上のお店

揚州の路上のお店

揚州の鐘楼

揚州の鐘楼

大した予備知識もなく楊州へ来てしまったので市内のどこへ着けばいいのか分からなかったが、幸いにもそこを始発とするバスは一系統しかなく、終点が数少ない予備知識のうちの地名「痩西湖」だったためとりあえずそのバスで終点まで行ってみることにした。
またしても2元であったがタクシーに乗るよりはマシであった。
20分ほど田舎道をひたすら真っ直ぐ進んでいたが、次々に乗り込んでくる人の波によってバスは目茶混みになった。
友人は揚州美人との遭遇を期待してバスの乗客を観察していたが、これはと言うほどの出会いはなく、結局、市内の目抜き通りと思われる市内のランドマーク的な塔のある文昌広場でバスを降りた。春節中にもかかわらず人出は多く、揚州美人との遭遇の期待は高まったが、結局宿の受付のお姉さんがそこそこの美人で、しかも愛嬌がとてもよかったことが印象に残ったくらいで、街を歩いていても特別抜きん出て美人が多いという印象はなく、他の都市とあまり変わらないだろうと言う結論になってしまった。
友人のロマンは期待が大きすぎた分、結局満たされなかったようだ。
写真の塔はここ