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上海の町にシャッター街が誕生しそうな2017年?

 中国は旧正月である春節を直前に控えて、町が静かになりつつある。
 地方から出稼ぎに来ている人が帰省し、次々とこの街を去るからである。

 ところが、どうも今年は何となくいつもの年とはちょっと違う雰囲気になっているような気がする。

 というのは、この時期ローカルのお店が春節休みになって行くのは例年のことなのだが、どうも一時休業ではなく店を閉店して引き払っている姿を多く見かけるような気がするのである。

飲食店のシャッターが閉まる

飲食店のシャッターが閉まる

 店の中の主だった道具が運び出されて、新たな借り手を募集する張り紙が多くみられるのである。
 私が来たころからやっていたようなローカルの飲食店たちも次々に店を閉めていた。
 建物自体が取り壊されるのかなと思われる場所もあるが、そうでない場所でもかなりの数が閉店している。

建物が撤去されるための移転

建物が撤去されるための移転

 恐らくはン年前春節の時期に借りた店舗が更新の時期に来て、家賃の値上がりを言われたため商売の継続を諦めたようなケースが数多くあるのではないかと察する。
 まあ、ここ数年の上海の不動産価格上昇はその前にも増して激しいと言われる一方で、経済そのものは伸び悩みが言われ、不動産価格と実体経済のバランスが崩れつつあると言われる。
 飲食店経営者だって、売り上げが伸び続ければ家賃の値上げにも耐えうるだろうが、実体経済が追い付かない現在、家賃の値上げ程には売り上げが伸びないのだろう。
 故に、古くからある店舗も出ていくことになる。
 まぁ、大家とすればすぐに次の借り手が見つかれば何の問題もないのだろうが、町全体の様子をみていると、そう簡単に借り手がつくか心配になってくる。
 全ては春節明けの様子を見てみなければどうなっていくかは断定できないが、このまま借り手がつかなければひょっとすると上海全体の不動産バブルが崩壊し、上海の街のあちこちにシャッター街が誕生するかもしれない。
 そんな危惧を感じた上海の街の風景である。
 

古新聞の値段

 引っ越し期限が近づくにつれ、部屋の荷物を整理していくと、いらない雑誌や新聞が沢山出て来る。

 日系のフリーペーパーも何気なく受け取って持ち帰っているので、しばらくするととんでもない量が溜まっていて部屋の中で嵩張っていたりもする。

 まあ単に捨てられないだけであり、次から次へと新しい情報は出て来るわけだから保管を続ける意味もなく、ほとんどは捨てるつもりなのだが、今これを売るかどうかで迷っている。

 中国でもやはり古新聞古雑誌市場はあり、売れば僅かではあるがナンボかのお金にはなる。

 とはいってもお古はお古なので価格は非常に安く、1キロ2元とか2.5元とかいうのが昨年聞いた相場だったという気がしており、10キロ売ったところでせいぜい20~30元だ。

 もちろん安いとはいえただ捨てるよりはお金にした方がいいのは確かで、そのまま捨ててしまうのは勿体ないと言えば勿体ないのだが、何となく今はわざわざ回収業の人を呼んで重さを図ってもらう時間のほうが面倒くさい気がしている。

 取りあえず今のところの方針では、まずゴミ置き場に自分で運んでみて、運よく回収業者がいれば売る、いなければ諦める、そんな行き会ったりばったりで決めてしまおうかと考えている。